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クリストファー・ノーランの新作

昨日、クリストファー・ノーラン監督の『テネット』に続く新作の情報を報じた記事が出ていました。その内容というのは第二次世界大戦中、原子爆弾の開発に身を投じたロバート・オッペンハイマーに関するものというです。

ノーラン監督は、『テネット』の前にも『ダンケルク』にて第二次世界大戦をめぐる作品を作りましたが、今回は原爆の開発に携わったオッペンハイマー氏に関する内容とあって、日本人にとってはやや複雑な思いを抱きながら見ることになりそうです。

一方、ハリウッドが気にしているのは、この映画がどのスタジオで作られるのかということ。実はノーラン監督は、メジャースタジオの一つであるワーナーブラザースと契約を結んでおり、これまでは基本的にノーラン作品はワーナーの劇場公開ということになっていたのですが、今回の作品については、どうやら他のスタジオも回ってパートナー候補を見定めているとのこと。

コロナ禍でのリリースを余儀なくされた『テネット』に関して、ワーナー側が劇場公開を飛ばして、配信でという案を出した際には、監督が強い拒否反応を示したということで、ハリウッドのベテラン監督の中には、配信作品にも何の抵抗も示さずにうまくやっている人もいますが、ノーラン監督は完全な劇場派なんですね。ワーナーとのディールがいつまでなのか、手元に情報がないのですが、このコロナ禍ではどのスタジオも基本的には劇場以外の方法を探ってたし、ワーナーの後に続くユニも同じことしてたし、どこもあまり変わらない気もするんですけど、どうなんでしょうか。パラはちょっとありえる気もしますが。

記事によるとキャストの情報はまだないそうですが、Cillian Murphyがもしかしたらキャストされるかもしれない、とのこと。これまでにも『ダークナイト』フランチャイズや、『インセプション』『ダンケルク』などでノーラン作品にも多く登場しているCillian Murphyですが、個人的には彼が主演を務める『ピーキー・ブラインダーズ』が非常に渋くて良いと思いますが。それはともかく、久しぶりにハリウッドらしい話題でした。

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