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ベストパフォーマンスとは「遊ぶ」こと〜最高の環境づくりへのヒント~

北は秋田県、南は沖縄県の指導者の皆様からメッセージをいただきました。改めて一人じゃないんだなーと感謝の気持ちでいっぱいです。しかも、、、

2000pv到達!

こんなに反響があるとうれしいです。ありがとうございます!

さて今回は、「 #オランダの教育 」をヒントに大和が創っている

「最高の環境づくり」

のヒントをお届けします。

1.大和の考える #ベストパフォーマンス
2.「教育方法の自由」=「理念から手法を選ぶ」
3.最高の環境づくり(スキル、メンタル、身体のサポート)

1.大和の考えるベストパフォーマンス

思いっきり「遊んでいる」

これが大和の考えるベストパフォーマンスです。暑い日差しの中、サッカー、オニゴッコ、かくれんぼなど、気温なんて関係ない!みたいに。

今読んでいる本『「遊び」が「学び」に必要なわけ』には、「 #遊び 」についてこう書かれています。

1、遊びは、 #自己選択的 で、 #自主的 である。
2、遊びは、 #結果よりもその過程が大事にされる活動である
3、遊びの形や規則は、物理的に制約を受けるのではなく、参加者のアイディアとして生まれ出るのである。
4、遊びは、 #創造的 で、文字通りにするのではなく、「本当の」ないし「真面目な」生活とはいくらか意識的に解放されたところで行われるものである。
5、遊びは、 #能動的 で注意を怠らず、しかもストレスのない状態で行われるものである。

大和の選手を見ていると、いろんな工夫が飛び出し ます。

そんな姿を見て、先日交流させていただいたコーチの方が、大和の選手について、こうブログに書いてくださいました。

クリニックの後の様子を見ていると、子どもたちが、バスケットボールのゲームを「自然な気持ちで」「心から」楽しんでいるなという様子がたくさん見れました。まるでリングのある公園や学校の校庭のリングでみんなで遊んでいる延長のような、それでいて、ふざけたり、サボったり、でなく、本当に身体全体で「勝負を楽しむ」「スキルを出すことを楽しむ」そんな様子で、見ていて気持ちが良く、清々しい気持ちになりました。

チームの理念を具体化したものがベストパフォーマンスです。

2.「教育方法の自由」=「理念から手法を選ぶ」

本ブログの初回号に紹介したオランダの憲法にある「教育の自由」の一つ「教育方法の自由」について少し紹介します。

オランダには、公立も私立もありますが、教育費は無償で、学校によって理念が異なり、教育の方法も様々だそうです。

だから、 #イエナプラン教育#シュタイナー教育#ダルトンプラン教育 など、いろんな教育が実践されています。

ある家では、「第一子は美的感覚に優れいるので、シュタイナー教育の学校に。第二子は探究することが好きなので、イエナプラン教育の学校に。」ということもできるそうです。

大和では、選手がベストパフォーマンスを発揮できる環境づくりのために、様々な手法を選んびます。

例えば、練習の内容ですが、私の師匠は、いつも

「バスケットは引き算。」「したいことから逆算する」

と教えてくれます。大和クラブでは、

大和は子どもが主役奈良県 大和郡山で活動するミニバスケットボールクラブ大和では、人としての成長という長期的視野に立って「子どもが主役」を合言葉に、自主性を尊重し、楽しくバスケをしています。子ども達が主体的に選択、決断できることを最も尊重しています。~大和クラブHPより引用~

という理念に基づいて、練習を組み立てています。

「どうやったら、自主性が育つだろう」
「何をすると、楽しくバスケができるだろう」
「どんなときに、主体的に選択し、決断できるようになるだろう」

をコーチや保護者と考えます。特に他のコーチとは、ここについて書いているような本を紹介しあったり、練習メニューを工夫したりしています。

もちろん、技術の向上や戦術の理解なども行いますが、それは、子どもたちが「知りたい」と思ったときに伝えるようにしています。

3.最高の環境づくり(スキル、メンタル、身体のサポート)

心(メンタル)

大和では、ここに重きを置いています。
大和の考える「メンタルが強い状態」とは、

「いつでも子どもたちが主体的に行動し、自分自身を表現すること」

です。
そのために、本ブログ第3号「仲間づくり~ワークやワークショップ~」で紹介しました方法を実践しています。

仲間づくり〜ワークやワークショップを取り入れた関わり〜
https://note.mu/masaymt/n/nb4530db49709

技術(スキル)

基本的には、JBAのエンデバーで紹介されている練習、他のチームで教えてもらった練習をしています。
最近では、キャプテンと副キャプテンに練習の本をあずけて、それをもとに自分で練習を考えられるようにサポートを始める予定です。

身体(フィジカル、体調面)

練習の頻度(回数や時間)

練習の回数は、皆さんはどうされていますか?
大和クラブでは、週に5日、練習日を設けています。

え?めっちゃ多いやん!強豪チーム?

と思われた方もおられるかもしれませんが、実は、全員揃って練習することは、ほとんどないんです。

他の習い事の関係で、火曜日しか行けないんです・・・遠方なので、水曜日だけ行きます。
まだ3年生なので、金曜日だけにします。など。

練習も「選べる」ように設定します。
コーチも曜日によって分かれています。

つまり、みんな無理のないように、ゆるやかにチームに関わってもらっています。

また、練習の時間は、コーチ陣の仕事や体育館の都合で、どうしても19時からとなってしまいます。
そうなると、2時間練習すれば、21時となってしまい、選手たちも翌日に寝不足や疲れが残ってしまうことがあります。
なので、今は1時間や1時間30分といった短い時間ですが、バスケットボールに触れる機会を提供するように設定しているのです。

選手の睡眠時間

練習の時間とかなり密接に関わっている「 #睡眠時間 」。
いくら好きなことがバスケットボール!とはいえ、睡眠時間を削ってまでそれに打ち込むことは、好ましいことではありません。
練習時間を設定するときには、いつもこの観点を盛り込むことにしています。
特に、大和クラブは、遠方から来る選手もいるので、移動時間も考えなければなりません。
ある家庭は、往復で1時間かかっても、通ってきてくださっています。
例えば、21時に練習終わって片付け、解散だとすると、22時に到着、ご飯、入浴、翌日の準備など考えると、23時になりかねません。
翌日7時に起きると考えると、8時間しか睡眠できません。適切な睡眠時間は、

1~3年で10時間ほど4~6年で9時間ほど

と言われています。
やっぱり足りません。なので、できるだけ20時には終われるように考えて練習日程を組むようにしています。

ちなみに、世界一平均睡眠時間が長いのは、オランダで8時間21分だそうです。←大人も入れて。
日本は、ワースト2位の6時間48分みたいです。

睡眠時間が成長に関わっている。
とよく聞きますが、「だから、早くねなさ~い!」と言っても、なかなか難しいですよね。

やっぱり大人も一緒に寝れるような心の余裕も創っていきたいものですね。

フィジカル

特にこれといって練習をしているわけではありませんが、大和では、ちょっと当たったから「ファウルだ!」よりも、「得点する」ことに注目するような雰囲気を創るように心がけています。
NBAでは、シュートを決めてから「うぉ~」みたいな場面が多く見られます。

バスケットカウント( #AND1 と言います)がかっこいい!

そうしていくと、シュート後の選手の様子が変わります。
昔は、バスケットカウントが決まっても無表情だったのですが、今は、

コートの選手同士でNBAみたいにジャンプして身体をぶつけあったり、ハイタッチをしたり。

これを見るのが最高に好きです!

このベストパフォーマンスが発揮できるような環境をいろんなチームで作れたら最高だろうなぁと最近のニュースをみて思うのでした。

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