【意味は同じ】100人に1人と、1%の違い【錯覚のリック】


両方とも同じ意味である100人に1人は1%であるが人間はこれに対して違う印象持つ。

この印象の違いについては、1人の場合イメージがつく。1%はイメージがつきにくいと言うものだ。
1人のイメージはとても大きくのしかかる。そこに1人の人間がいるように感じる。
それに対し、1%はイメージがつかない。
ただの数字に思ってしまい、重要性をなくしてしまう。

例えば、100人に1人心臓麻痺で死んでいると言う方が1%の確率で心臓麻痺で死んでいるよりもイメージしやすく重大に考えてしまう。

これを逆手にとった人気の販売方法そして100人に1人使ってる。
100人に1人が買ってる。
100人に1人が食べている。
という売り文句にすることで、
100人の1%が使っている。
100人の1%が買っている。
100人の1%が食べている。
よりも、イメージしやすく、印象に残りやすい。
こうすることで、すごく良い商品なのではないかと言う印象を植え付けることができ、購入意欲を沸かせることができる。

というのは、心理学的に認知的不協和が発生するからだ。

100人に1人が使ってると言うのは、良い印象になる。
それなのに製品が悪いというのは、脳内で矛盾が発生するため、認知的不協和が起きる。
その矛盾を解消するために、良い印象=良いものと言う物事の解釈が起きる。

だからこのワードを使うだけで、製品の価値が上がる。

まとめ
何かを主張したいときは、%などと言う数字を使わずに、イメージしやすいものに変えて主張しよう。