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趣味といえるほどのものはありません

 いまは、読書、散歩、写真などが暇つぶしの材料です。昔、坊さんで小説家の今東光さんが、「死ぬまでの暇つぶし」と言われたこと。誠に、ご慧眼と心から賛同します。

 いろいろ考えても結論は出ません。

 「これぞ」と思い込める人は羨ましい。まして、それで生活できる人、ほんと幸せ、そうだろうかともへそ曲がりは反論したくなる。でも、反論したくなるのも、性格。反論も生活も、どうでもいいんです。結局、暇つぶし。

 では、なにかって。

 感動でしょう。

 月を観る。花を見る。美しい女性をみる。ドキドキすらする。

 なんと素晴らしいこと。これぞ生きている。

 イケメンタレントが、花から花へと、あっちかじり、こっちかじりで浮名を流す。飽きたらポィ、それも凄い、相手も、そういう日が来ると承知の上だろう、そうでないと確信するほうがレア。そんな世界かどうか。

 別世界だから。

 読書で、自分が体験できなかった世界、まったく知らない世界を知る、事実か真実か、どうでもいいんだ。興味、関心を持てればいい、中大兄皇子や唐玄宗皇帝、アッチラ、南ローデシア、イワン、なんでもいい。世界は広い。プトレマイオスとかオデッセイとかのことを考える。

 なんだそれって。

 いいんだ。私の趣味の世界。

 大場久美子も60歳近い。人それぞれの世界。

 茶道や仏教も面白い。濫読、多読で、いろいろな世界を渡り歩く、いまはネットでさらに拡がる。

 いい時代ではある。時はデジタル時代、さらに拡張されるだろう。

 昔は、なにもなかった。車もないから、静かだった。金もなかったから、物が少なかった。それはそれでいい時代だったのです。

 いまは、いろいろ興味や視野が広がって、いいような悪いような。

 どんどん興味の範囲を拡げて、愉しみを増やしましょう。

 もっと面白いことがあるかもしれない。

 あのゲーテいわく「時間よ止まれ!」それもいい。

なにしようかな。

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