しがらみを初期化せずとも進む指針を得るには

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

1つ1つの領域を丁寧に進めて埋めていくと全体のパーツがハマるべきとことにしっくりはまっていく感覚が訪れる瞬間がある。このハマる感覚はその前提に関係性に対しての感度がモノをいう。

あらゆるものが関係している。と言うことは逆に言えば、あらゆるものを切り離して考えても構わない、と言うことでもある。例えば、親子と言う関係性は実に深い関係性だと誰もが納得するところだと思う。しかし、その親子の関係性よりもより密に関係しているのは大地と人間という関係であったりする。大地と人間の関係性が安定しているためにその土台の上に親子という関係性が安定して成立することになるのである。

すると、逆説的に、親子という関係性の強度や深度はそこまで深くないかもしれない。ということも見えてくる。それはあくまで自分の血統や苗字に由来した肉体上の関係性に止まるからである。そのように捉えることからはじめて、より深い関係性をどんどん想起していくことができると、自分自身とより根源的に関係のある情報が浮かび上がってくるということが起き始める。

この作業がうまくいけばいくほど、人は自分の人生を当初の予定通り、つまりブループリントに沿った形で進んでいくことができる。関係性の想起や分離、再連結はそれ自体が人生にダイレクトに影響してくる事柄なのだ。

一昔前に「嫌われる勇気」という本が流行ったが、結局あのタイトルだけを洞察してみるのならば「嫌われる」ということは結果としてそうなるということだ。なぜならそれは関係性のシフトに他ならないからだ。

別に積極的に嫌われる必要はないが、親や、友人やその他、自分の変化に対して納得してもらえなさそうな人に対して下手に説得しようとすることはかなり無謀な行為であるのでやめたほうが良いだろう。それは力を使うベクトルが違うのである。説得や説明に使う力は全て、自分自身をより純化して自由な関係性へ導くためにこそ用いるべきなのである。その時に、わざわざ他人を説得している暇などないし、もしそこに後ろ髪を引かれるような思いがあるのなら、その思い自体を見直すということである。

だから冒頭であげた丁寧さというのはあくまで自己の構造を丁寧に見つめていく、という意味に他ならない。皆外部にはすぐに気がつくし、意外と辛口だ。ところが自分の思い癖、連想しやすい思考のパターン、特定の感情と同期したお堅い表情筋などは全く度外視しているのである。

人間一人がある場所に存在していることは、その人間が何か具体的に行動を起こすことの前に大前提として凄まじい影響力があるのである。その人物が何かするか、しないかに関わらず存在そのものの波及効果というは確実に全体に影響を及ぼすのである。

だから人は一人ひとりがよく自己充足に入っていることが重要になる。一人ひとりが満ち満ちていれば、それはそれ以上でも以下でもない方向性としての相互活性化、軽やかな関係性においての活かしあいが自ずと生じてくるのだから。

自分の担当する環境において、適切に関係性の深度を図りながら自己充足していくと、天使が白羽の矢を射るのもわりとすぐである。



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