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ウェルネスとこだわりがギュッと詰まった 社内託児所「マッシュの森」

こんにちは、マッシュnote編集部です。

マッシュnoteではマッシュグループの取組みや魅力的な人々、店舗、モノ、コト、物語などをご紹介していきます。今回は本社2階にある社内託児所「マッシュの森保育園」です。

マッシュグループで働く従業員の平均年齢は20~30代。
安心して育児をしながら仕事で活躍できる職場環境づくりを整えるため、2017年4月に「マッシュの森保育園」が開園しました。
今回は運営に関わる方々や実際に利用した社員の声も紹介しながら、保育園の魅力を皆さんにお伝えしたいと思います。


本社2階にある社内託児所「マッシュの森保育園」

空間のこだわり

まずは、入口から。
見てください、このポップで楽しい壁画!マッシュではハンディキャップを持つアーティストの方々の作品を、オフィス内装や自社ブランド広告など多くのビジュアルに起用していますが、この壁画もstudio COOCAに所属するアーティスト横溝さやかさんの作品。笑顔の子どもや動物たちのイラストを見るだけで元気が出てきます。

studio COOCAに所属 アーティスト横溝さやかさんの作品

室内に入ると開放的な大きな窓からはやさしい光が差し込み、木々の緑が見えます。「ウェルネスデザイン」をコーポレートスローガンに掲げるマッシュらしく、この空間へのこだわりは開園前から始まっていました。

小さな子どもたちが心地よく過ごすため、安全で快適な空間をつくりたい。そのために必要なもの、留意すべきことは何かを衛生管理担当者と、マッシュのウェルネス追求と推進に取り組むウェルネスデザイン研究所で「ウェルネス基準」を協議。何度も話し合いを繰り返しました。

例えば
・室内で使う加除湿機、空気清浄機などの電化製品は
「化学物質過敏症の方でも使用できる商品であること」
「フィルターに薬剤による抗菌、消臭加工がされていないもの」をなるべく選ぶ。

・子どもたちが過ごす施設や学校に使われる化学物質で体調不良になる「シック・スクール症候群」に影響を与えそうなものを避ける。

など、専門家の意見や専門資料を参考にしながら、可能な限り保育園の環境づくりに反映していきました。

千代田区という都心にあるマッシュグループ本社ながら
保育園からの眺望は本社を取り囲む樹木の緑に溢れています

壁や天井などの内装にはなるべく安全性の高い資材を採用するため、壁画デザインに使うペンや塗料をアーティスト横溝さんやアトリエの方々にも協力を得ながら成分を確認したり、適した画材を一緒に調べたり。見えない空気の質を整えていく作業は難しく、多くのサポートのもとで進められました。

保育のこだわり

こうしてできたマッシュの森保育園。もちろん保育や子どもたちの活動にも「こだわり」がたくさん詰まっています。日頃から大事にしている子どもたちとのコミュニケーション方法、園の特色を保育士の立山美雪さんにお話を伺いました。

「子どもたちが大好きで触れ合いう時間が楽しくて仕方ない!」と語る
保育士の立山美雪さん

ー子どもたちの活動で大切にしていることはありますか
「たっぷり遊んで、たくさん食べて、たくさん眠る」をモットーにしています。とにかく元気に過ごしてほしい。だからこそ体をいっぱい動かせるお散歩や公園、広場へはよく出かけています。

ー室内ではどのように過ごしていますか
「絵本や手作りの楽器など、その時々で好きなもので遊びますが、子ども同士のかかわりもよく見られるので大人は間に入らず見守ることも多いです。自分より小さい子にやさしく接したり、新しい子が入ると気にかけてあげるなど、子どもの世界で成り立つコミュニケーションがあって微笑ましいです。

ーおもちゃは、どんなものがありますか
自分で重ねたり形を変えられるもの、遊び方に正解がなく子どもの創造性を育むものを揃えています。積み木や不規則な形のブロックなど「これどうなってるのかな?」と真剣に触りだすと、そこに子どもたちが集まって一緒に遊びだす。何かを教える、ということはあえてやっていないんですよ。

手作りの楽器や人形のほか
感覚の良い刺激になるよう色や形、素材にバライティーがあるものが多い

また、片付けも強要していません。箱や棚からものを出し入れすることが楽しいし、それが遊びのひとつでもあるので整頓は大人の役割としているんです。出したものを「お家に帰ろうか」と元の場所に戻すことも遊びとして取り入れているようにしています。

ー保護者の方々と保育園との関わりで工夫されてることはありますか?
毎日の活動報告を写真付きで掲示したり、子ども同士の触れ合いを撮影してアプリで共有するなど、保護者の方々が園での日頃の子どもの様子が身近に感じられるようにしています。季節や月齢に合わせたアート作品づくりは、展示のあと家に持って帰って飾れるので好評です。

絵の具を使ったアート
子どもの成長に合わせて塗ったり掴んだり遊びながら作品になっていく

ー大切にしていることは、他にどんなことがありますか
「子どもの人権」を大切にしています。子どもたちへの声かけや言葉び、着替えの時は周囲から見えないようにするなど、日常の活動にさまざまな配慮をすることを心がけています。どんなに小さくても1人の人として尊重すべきことをきちんとスタッフが共有、認識をして接するようにしています。

また、入園後はマッシュ本社からのサポート体制が確立されていて安心。
総務担当者および本社1階ウェルネス保健室の助産師/保健師 安田裕美子さんによる保育園への定期訪問、子どもたちの身体測定、保育士からの相談対応と情報共有など、子どもたちの安心安全のためきめ細かく連携をとっています。

園を訪れる総務の松本さん、宮さん
より良い環境づくりのため保育士さんと定期的に情報交換

ここで実際に「マッシュの森保育園」を利用した社員の方に感想を伺いましたのでご紹介したいと思います。

社員の声 マッシュスタイルラボ企画部デザイナー 森下真依さん

ーマッシュの森保育園を選んだ理由は?
1歳という貴重な時間をなるべく近くで過ごしたい、少しでも長く一緒にいたいと思い社内の保育園に決めました。なるべく1年で育休を終えて仕事復帰をしたいという気持ちもありました。よく知る社員のお子さんも在籍していたので相談しやすく、また園児が少人数制なので手のかかる時期の息子をしっかり見ていただける、という点にも安心できて決め手となりました」

マッシュスタイルラボ企画部デザイナー 森下真依さん
息子さんが1歳の時に5ヶ月登園

ー実際に利用していかがでしたか?
「社内に保育園があるので何かあればすぐに駆けつけられるし、授乳に来ているお母さまもいて、子どもにとっても近くにママがいる安心感があったのではないかと思います。エレベーターでたまにお散歩に出かける子どもたちに会えた時の嬉しさや癒しは、社内でなければ味わえない幸せな時間でした。」

ー何か印象に残っていることはありますか
「手作りのおもちゃが多く、お迎えの時もおもちゃを手放さないぐらい、息子は興味深々で飽きずにずっと遊んでいました。また、ハロウィンシーズンには子どもたちがお部屋に遊びにきてくれてとても可愛かったです。」

ー大変なことはありましたか
「行き帰りの電車通勤は少し大変でしたが、女性専用車両に乗ったことで周りの方が優しくてあやしてくださりとても助かりました。帰りは軽食やおせんべいなどを用意してホームのベンチで食べてから乗車。普段は歩くことのない会社の近辺を子どもとお花や川を見たり、お散歩をして楽しい思い出ができました。」

ーこれから保育園を検討する社員の方にメッセージをお願いします!
働くママさんをとても尊敬しています。子どものことも考え、自分の人生もよりよくする為、働くことを選択される女性は増えてきていると思います。そのための保育園の選択はかなり慎重になると思います。
同じ社内に保育園があるのは少しでも不安材料が取り除けて、近くにいる安心感、仕事中にたまに会える喜び、そして何より信頼できる先生方や本社のスタッフさんがいますので、安心して大切なお子さまを預けられると思います。」

社員の声 マッシュスタイルラボ 伊勢麻美さん

「先生方がとても親身で優しく、初めての子どもだったので安心して預ける事ができました。保育環境も良く、少人数制なので子どもにより寄り添って見ていただけたと思います。体調不良の際にすぐお迎えに行くこともできたことも良かったです。子どもが小さいうちは近くで働けることで安心して仕事も復帰できると思いますので、ぜひ利用してみて下さい!」

編集部あとがき

今回、こうしてマッシュの森保育園の運営に関わる方々、施設、利用者を取材したことで新たな発見がたくさんありました。

まず、小さいお子さんを連れて出勤する不安や大変さが気になっていましたが実際の利用者は「同じ電車に乗る人たちが顔見知りになり、親切にしてくれた」「電車でぴったり密着して子どもと過ごせた時間が良かった」などポジティブな感想が多かったこと。

また、朝に園へ連れて来るのはほとんどがパパ。お迎えがママという比率。送迎は共にママが多いだろうと思っていたので意外な実態でした。子育てはママの仕事、ではなく夫婦で臨機応変に協力し合っていることが様々なエピソードを聞くことでわかりました。

そして想像以上だったのが、この園に関わる保育士さん、本社の各担当者を含めたあらゆる方々が、園の存在や子どもたちに多くの笑顔や癒しをたくさんもらっていること。仕事とはいえ、この空間で子どもたちと過ごす時間が最高のウェルネスタイムになっているようなのです。

園内の各所にジェラート ピケや自社ブランドの小物たちが…
会社の中にあるとは思えない穏やかな空間

保育士さんたちはもちろん、今回の取材で案内してくれた総務部の松本さんも宮さんも、取材中に膝に乗って くる子どもたちと触れ合いながら「ここに来るとつい長居しそうになっちゃうんです。」と嬉しそう。ウェルネス保健室の安田さんも「子どもたちと会える訪問がとにかく楽しくて。毎回癒されてます。」と笑顔で話してくれました。

ウェルネスデザインをスローガンに掲げるマッシュグループの究極のウェルネススポットは、間違いなくこの「マッシュの森保育園」と言えそうです。


社内託児所「マッシュの森」


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