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思い出Tシャツ

大学時代のTシャツはほとんどがmontage®︎かバンドT。


自分含め周りは中学時代から服に興味持ち始めて、高校時代を通してSamurai magazineやwarpなんかを読み漁って「自分はこれ」っていうストリート系のブランドを見つけようとしてた。そんな時に出会ったのがmontage®︎で、パンク感とコラージュテイストな服が好きだった。

高校を卒業して上京し、バイトで自分で使えるお金が増えて、原宿の本店にも頻繁に行けるようになり、大学4年間ほとんどmontage®︎を着ていた。

特に上京して最初の頃に買ったキューピーモチーフとハンバーガーモチーフ、そしてマイケルジャクソンオマージュの三着はデザインも大好きだったし、ファッションを本格的に好きになったキッカケのように思えて、汚れて褪せて着なくなっても捨てられなかった。今でもケータイの待ち受けはキューピーのそれ。


バンドTもずっと捨てられなかった。大学に入ってからライブハウスに通うようになって、チケット大魔王みたいな大学の同級生に手配してもらって一緒に行って、物販買って近くのコインロッカーですぐそれに着替えて、ダイブしてモッシュして、気に入ったTシャツはその後も普段使いして、俺の大学生活は服とライブとバイトの三つで構成されていた。

自分で買ったやつも、社会人時代のバンドマン同居人を通じてもらったやつも思い出も繋がりも感じてずっと実家のクローゼットにしまってある。

特にDragon Ashはlocofrankと並ぶライブハウス通いの中心で、一生好きでいる自信がある。

どのTシャツもデザイン好きだし、壁に飾ろうかなとかも考えたけどなかなかピンと来なかった時に思いついたのが、「なんかの袋にリメイクしてもらおう」。

さっそく、今までブックカバーと名刺入れを作ってもらっていたお直し屋さん「Hovel(ハベル)」に持っていき、経緯と雑なイメージだけを伝え、あとは全幅の信頼を置いてお任せ。


そしてついに出来上がったのがこちら。




想像以上でぶち上がり。


伝えなくてもデザインの好きな部分をしっかり使って、タグとかも細かく移植してアクセントにしてくれてる。裏地には着なくなったGANT GOLFのシャツを使用してもらい、それもポケットの部分とか手が込んでる。

俺が本をよく読むの知ってたから持ち運びに使えるようにと、ナイロン素材の取っ手をつけてトートバックにしてくれたとのこと。生活スタイルも考えて作ってくれたことが嬉しい。

奇しくもmontage®︎のブランドテーマでもある「the 1,000 faces」にふさわしい最高なブツになったので、形が変わってもこれからもずっと愛用していく。










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