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67. 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

「金持ち父さん」シリーズの第二弾
従業員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家……
4つの生き方を決める価値観の違いを知って、人生の夢を実現しよう。
変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。
こんな疑問を持ったことはないだろうか?
たいていの投資家は損を出さないのがやっとなのに、少ないリスクで儲けを出す投資家がいるのはなぜか?
たいていの従業員が転職を繰り返しているのに、独立してビジネス帝国を築く人がいるのはなぜか?
産業時代から情報時代へと移行したことは、自分や自分の家族にとってどんな意味をもつのか?
この本は、どうしたら労働時間を減らして収入を増やし、税金を減らし、経済的に自由になれるか、その方法を教えてくれる。
自分の人生のCEOになるにはどうしたらいい?
答えはこの本の中にある。

Amazon商品説明より

はじめに

正直、この本を読んで多くの学びがありました。いつも読んでいる本からしたらあり得ない量の知識を手に入れた気がします。マインドも大きく変わりました。
なのであまり書きすぎると、誤った解釈をして、みなさんが本を手に取ってくれなくなってしまう可能性があるので、簡単な気づきポイントを3つだけまとめて、その後自分の考えをつらつら書いてみることにします。(自分の考えは別のnoteに書くかもしれません。)

①どこからお金を得ているか。

ネットから拾った画像で恐縮ですが、本書のほとんどは下記4つのタイプの「お金の得方」について話しています。いわゆるサラリーマンの方はEに属するわけです。本の中では、「経済的に自由になるためにはクワドラントの左側から右側に移行する必要がある」と頻繁に出てきます。
僕の中では、SとBの違いが大きく分かりませんでしたが、本を読んでいくに連れて、そこの違いが明確になりました。同時に自分が専攻している「建築デザイン」というものを疑問視する視点が芽生えました。

https://salaryman-mlm.biz/about-quadrant/

②BE(なる)、DO(する)、HAVE(持つ)の違い

多くの人は目標を立てる際に「○○をする」という目標を立てがちです。「ダイエットをする」なんかがまさにその代表例で、「する」ことばかり夢中になって、「なる」こと(どんな人間になるか)を無視している人が多いです。何をすべきかばかりに目を向けず、考え方を変えなければ、効果は出てこないのです。
ここで驚きなのが考え方を変えれば、入ってくる情報が変わってくるのです。ダイエットをしたい人は、ダイエットの方法だけが情報として入ってくるのでそれに対する判断能力は乏しいものです。なぜなら「なりたい自分」が見つかっていないので。一方で、「なりたい自分」が見えている人は、自分によって有益な情報のみを取ろうとします。そして継続性が明らかに変わるのです。BEをはっきり持つこと、時間こそ最初はかかりますが、そこからのスピードは倍速以上になることが予測できますね。

③負債を減らして資産を増やす

すごく当たり前のことです。上記のことができれば誰でも経済的自由を手に入れることができると断言できるでしょう。一方で、自分たちの生活費を振り返ると、負債を多く持ち、資産が全くないという現状を見ることができます。経済的自由にはほど遠い状態です。
「資産を増やす」という言葉はわかりやすく言えば、株、国債、不動産など、また事業も資産のうちと考えれます。一方で負債は、クレジットカードの利用がいい例で、代わりに銀行が肩代わりしている状況が当たり前のように起きています。
その他にも、本書の中では「住宅は負債」という言葉があります。詳細な解説は省きますが、実は身の回りに多くの負債を抱えているわけです。ここの解像度を高め、負債を少しでも減らし、資産は少しずつ形成していかなければ、会社の給料や国の社会制度に依存する生活はやめられないわけです。

最後に

考え方は人それぞれですが、僕にとってこの本はとても突き刺さりました。考えるべきことが膨大になり、精神と時の部屋にこもって自分と向き合いたいと、すぐに思わせてくれました。お金の本なのにプチ自己啓発本というか。
ただ考え方を変えない限り、自分の経済観念は変えられないこと、学ばない限り、賢い人や国にお金を搾取され続けていくこと、自由は頑張れば手に入ること。でもそれをいつ頑張るのか。
みたいな、多くのことを学べました!
また別のnoteでこれをもとにまずは自分の「BE」について書きなぐってみたいと思います。
まじで名作、おすすめです!


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