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高級オフィスチェアのショールームWORKAHOLICが凄かった

テレワークにオフィスチェアは必需品

テレワークも普及する中で自宅で仕事をする時間が長くなると、色々と問題も出てくる。特に仕事環境は作業効率に直結してくる。IT業界で働く我々はPC、ディスプレイ、キーボード、マウスなどにこだわり人も多いが、意外とオフィスチェアは普通という人もいる。しかし長時間座って仕事をする上で、オフィスチェアは心身の負担に影響するデバイスであり、デジタル機器と同じくらいこだわりたい。しかしオフィスで勤務したいたときは会社が購入したオフィスチェアを使っており、いざ自分で選ぶとしてもどれにすべきかわからない。そこで調べてみると、「WORKAHOLIC」という店を見つけた。

WORKAHOLICに行ってみる

WORKAHOLICは高機能オフィスチェアのショールームである。国内外の幅広いメーカーを扱っており、自由に試せるという。さらに専門知識を持つコンシェルジュに相談しながら選べるので、どんなイスを買えばいいのか迷う身としては、至れり尽くせりである。

しかし利用は予約制となっており、土日は当面埋まっていた。平日は比較的空きがあるので、フリーランスの特権でねじ込んだ。店舗の最寄り駅はJR総武線の浅草橋駅から徒歩3分、他にも都営浅草線の浅草橋駅、JR総武快速線の馬喰町駅、都営新宿線の馬喰横山駅も徒歩圏である。ちなみに秋葉原駅からは徒歩15~20分程度なので気合を入れれば行ける範囲だ。そして店舗の前にはダンディなタペストリーが迎えてくれる。

奥まった場所にあるのでわかりやすい目印はありがたい

そして予約に続いて2つ目の注意点として、コンシェルジュ料金として3,300円かかる。詳しい背景はこちらに記載されているが、ともあれサービスはタダではない。もっとも利用後には「3,300円は妥当。むしろ払うべき」と思えるので安心してほしい。

店舗で予約した旨を伝えると、専任のコンシェルジュが説明してくれる。ここで正しい座り方や姿勢、ワークチェアの使い方などを一通り聞いてから、相談する流れになる。事前に「利用している机の高さと幅」「どんな悩みがあるか」「オフィスチェアの素材や形の好み」などを調べておくとスムーズになる。

備え付けのデスクやキーボードもあるので自宅に近い感覚で試せる


店内には国内外のメーカーから多くのイスが展示されており、国産のオカムラやイトーキ、海外製のアーロンチェアやハーマンミラーなどを自由に試せる。

有名メーカーは一通り揃っている(と思う)

迷ったりわからないことがあれば、コンシェルジュに聞けば何でも答えてくれる(実際に聞いたがメチャクチャ詳しかった)。特に座り心地に直結するアームバーや背もたれの調整は、コンシェルジュにアドバイスを貰っておこう。ここで最初に座り方の説明を受けたことが役立ってくる。利用時間は概ね2時間を想定しており、気になるイスは片っ端から試せる。また、ソフトドリンク(コーヒー・緑茶・水)も用意されており、迷ったら休憩を挟むのも良いだろう。

ちなみにイスの値段だが、概ね10~20万円程度となっている。あくまで「高機能オフィスチェア」なので、お値段的にはなかなかセレブだ。2-3万円程度のお手頃なイスであれば、ニトリやIKEAあたりがよろしいかと。なお、1万円以下のイスは、近所のホームセンターでも行ってください。

予約して3,300円を払っても行く理由

オフィスチェアというのは、メーカーも種類も非常に多い。店内には多数の製品が展示されており、選ぶのは大変である。

店内の様子 その1
店内の様子 その2

一脚で10~20万円程度する高級オフィスチェアを選ぶのだから、慎重になるのは当然である。しかし通販では試用もできないし、レビューだけで選ぶのも危険である。各メーカーのショールームで試用できるものの自社製品のみなので、複数店舗を巡るのは面倒である。大塚家具などは複数のメーカーを展示しているが、さすがにWORKAHOLICほどの品揃えではない。そもそも店員にあれこれ質問しながら2時間以上も試用するのは、無料でやるべきことではない(怪しいインスタグラマーのように中国から個人輸入した安い服を着ながらIKEAで自撮りして10倍で売る根性があれば話は別)。

そう考えると、専門知識を持ったコンシェルジュに相談しながら、国内外の高級オフィスチェアに2時間ほど自由に座り放題が3,300円なら実質無料に思えてくる。有料であっても、きちんと選んで失敗しない保険と考えれば安いものだ。その場で強引に買わされることは一切ないし、遠回しに催促されることもない。筆者も後日購入しており、思う存分イスを選んでほしい。

イスを購入&レビュー

当日に色々なイスを試した結果、2-3の候補に絞ることができた。しかし前述の通り価格は10-20万円となり、目当てのイスが結構なお値段だったりので、最終的には価格で決める形となった。

実際に購入したイスのエルゴヒューマン

購入時の価格は88,000円で、店頭にある中では一番安い部類になる(それでもオフィスチェアとしてはまぁまぁのお値段だが)。WORKAHOLICで扱うイスは店頭またはネット通販(Yahoo・楽天)で購入できる。販売窓口によって特典やポイントが異なるので、都合の良い者を選ぶとよいだろう。なお、エルゴヒューマンは特典として完成した状態で自宅まで発送してくれた。組み立てに不安な人や重量が気になる女性にとってありがたい特典だろう。

事前に座り心地は店舗で試しており、当然家でもしっくりくる。座り方やアームバーの調整もコンシェルジュから指導されたので、気分良く仕事ができるようになったと思う。特に首に持たれる部分があるので、リラックスできる。そういえば大昔に働いてたブラック企業では、イスがホームセンターで3,000円ぐらいの安物な上に、長く使われたせいでケツのクッションが潰れて機能しておらず、半ば拷問のような座り心地だった。自腹でクッションを買ったが社内の治安が悪いため盗まれてしまい、我慢し続けた代償で腰痛と痔になった苦い記憶がある。かようにイスというのは人権問題に発展しかねないので、お金と手間をかけるべきなのだ。

まとめ:「座ってみな、飛ぶぞ!」

高級オフィスチェアを買ってよかったことは、生活の質全般が向上することである。まず見栄えが良いので仕事をする意欲が湧いてくるし、そこそこのお値段なので投資費用を回収しなければならない(筆者はフリーランスなので忙しさと収入が直結しやすい)。健康面で言えば腰痛や肩こりが改善した気もしないでもない(ジムで筋トレとランニングしたおかげかもしれない)。さらに高級オフィスチェアは頑丈で保証も手厚く、メーカーや製品にもよるが1日8時間利用しても7-8年は快適に利用できるそうだ。安いイスで腰と肩とケツをバッキバキにして後悔するより、高い椅子を買って散財を後悔したほうがずっと良い。なにより高機能オフィスチェアは、座り心地の次元が違う。20万円程度のイスとなれば、ケツと背中が吸い付くような心地よさを覚えるほどだ。この感覚は実際に体験しなければわからないが、あえて言語化すると「座ってみな、飛ぶぞ!」としか言えない。皆様もぜひWORKAHOLICにて、お気に入りのオフィスチェアを選んでほしい。

WORKAHOLICの詳細と予約はこちら

注:コンシェルジュより店内の撮影とSNS・ネットへの投稿を許可をいただきました。

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