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粉雪

冬の土用ももうすぐ終わりですが、

まだまだ寒いです。

ヘッドライトが照らす小さな雪の粒が
どんどん向かってきては後ろに流れていく
小さな小さな粉雪のながれぼしを
ぼんやり眺めながら
ひたすらひたすらぼんやりと、こころのどこかで
ずっとこの景色を見ていたいなあと
思っていました。

車を降りる頃には粉雪はやんで
街の灯りがところどころを明るくして
小さな宇宙飛行は終わりました。

引力との兼ね合いがむずかしかったのか
ふとんに入ってもなかなか寝付けない夜でした。

しんとした夜の闇の中

おおきなおおきな

暖かい

マザーアースの愛が
わたしを包み込んで
(なぜかそれはマザーアースだと思ったのです)

わたしはじっとそこに溶け合っていきました。

にんげんのからだはみな
マザーアースから生まれた分身
スピリットが宿る地球の分け愛
マザーアースは粉雪のようなひとつぶひとつぶの
わたしたちを全て愛している

伝わってきたことを
ことばにすると
そんな感じでした

ーーーー

からだは
この世でつかう
ゴンドラのようなもの

蓮の花の浮かぶ人生の川をながれ

ないたり 
わらったり

人生を
繰り返す

繰り返す

これは、向こうの世界に言った友人が伝えてくれた
シンプルな言葉ですーーー


スピリチュアルはとても
ふぁふぁしていて、
それはそれでいいのだけれど

非常に短絡的な事を聞いたり
(努力しないでスキルをダウンロードする、とかね)

周りのさまざまなスピリチュアリズムに
接すると

たまに
違和感を感じる時がありますが

わたし自身が、まさに…

体の弱い部分のネックを
見たくないために

覆い隠すように
いろいろな仕事を出来る様にしてきたと
反省しているところです

それは
ぐらつく土の上に薄い黒い袋をかぶせて
立っているようなもので

やはり体は大事だなぁと
思う今日この頃です

いわゆる上の世界からの情報は
惜しみなく注がれているのだけれど

それを何度も何度も

肉体と心で反芻して
時には言い訳ばかりの自分を反省して(ほおんとですってば。笑)

魂のレコードに刻んでいく作業。


ネイティブアメリカンは、スピリチュアルな体験をすると
あまり人には話さないと何かで読みましたが、
レコードに刻む前に忘れないように
こうして書いてみたりしています。

暖かい風が待ち遠しくもあり
あの夜の空が懐かしくもあり…



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