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日本ゲーム業界で就活について

こんにちは。
筆者は去年の11月から、日本で転職先を探し始めました。日本語学校に通いながら、複数のゲーム会社に応募しています。外国人である私にとって日本は見知らぬ環境であるがゆえ、新しい経験が溢れています。今回はつい最近まで個人の体験に絞って記録したいと思います。

プロフィールにならないが、あくまで背景として自己紹介させていただきます。

経験:4年

学歴:ゲーム開発とはほぼ無縁な芸術大学

アピールポイント:3Aタイトル開発経験、インディゲーム開発経験

希望職種 :ゲームプランナー、レベルデザイナー

あくまで海外のよそ者の個人な感想ですので、失言があればお許しください。

真剣さを感じた

いくつの日本ゲーム会社に応募する時、最初に感じ取ったのはやはりこの「真剣さ」でした。

面接前にメールで最寄り駅のような詳細な情報を必ず載せています。実際に面接の時も、面接官はしばしば、私の一挙手一投足に非常に集中して注目していました。(この原因で私がガクブルってしまうこともあります)

もう一つ気になっている点は、面接の時に会話に参加せずにパソコンで何かを入力するだけの人が時々います。私の推測によると、彼は私たちの会話すなわち面接内容を記録しているのではないかと思います。もしそれが本当であれば、選考面はどれだけ真剣であるかを一層強調することになると考えています。

本音と建前

これは就職活動で感じたことだけではなく、恐らく日本語という言語の属性ではないかと感じています。筆者は日本語の勉強を始める前に主に英語と中国語で仕事現場と生活を送ってました。そのため日本語会話の空気感を身につけるまでには一苦労しました。日本語の表現では「嫌い」より「合わない」のほうがより受け入れられやすいと断言できますでしょうか。

自分の「本音」を処理して他の人に受け入れられる「建前」に変えることは練習する必要があります。面接の時にも、時々裏の意味がある質問で攻められて、外国人にとって難しいので冷静な対応が要ります。

流れが長い

愚痴をこぼしているように捉えられるかもしれませんが、日本は応募から採用までの流れが世界基準でも結構長いと思います。もちろん会社によりますが、流れが長い原因は正社員採用に慎重に取り組まなければならないと言われています。

私は、一次面接と二次面接の間に約一か月半待った経験があります。その間隔が長すぎたため、返事をもう期待していなかったところ、会社からのメールを受け取って本当に驚きました。

まとめ

アジア圏の国は労働人口が減少している傾向があるため、これから外国籍の求職者がどんどん増えるかもしれません。世代と職種に応じて、人材採用の流れも異なるわけです。筆者の視点から見ると日本の職場は特別な内輪ルールが多い国だと思い、まだまだ勉強の途中なので、皆様からのご指導や交流を歓迎します。


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