2024/04/15

大好きだったバンドマンがこの世を去ったという知らせがありじわじわとダメージを受けている。
中学生の時に出会い、自分の中の音楽に対する核となるものが形成されていったように思う。その人はベーシストだったのだが音楽への熱量が高く、パーソナリティを務めていたラジオなんかも毎回録音して、紹介される音楽を聞きまくって音楽の教養の幅を広げていった。

SNSの最後の投稿を見ると邪推できるような含みを持たせた言葉があり、なんとも悔やまれる。が、今さら何も出来ないし死人に口なしなので、当人が何を思っていたのかなんて分からない。バンドメンバー達も困惑している様子があり、もしかしたら誰にも打ち明けていないことがあったのではと思わせる。

人はいつか死ぬし死んでも毎日太陽は昇るし時間も平等に進む。悲しくてもお腹は空くし働かなきゃ死ぬ。確実に生きていた人がもうこの世にいない。あの人の奏でる生の音がもう聞けない。全部事実だ。

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