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入学早々難儀なこって。24/04/03

式典、後曇天。

本日は私が所属する最高学府に新たな人材が参入する日であった。同好会に所属する私は会長と共に、入学したてホヤホヤの新鮮な人間を引っこ抜く為に大学へと向かうのであった

生憎本日は曇天も曇天。お天道様の祝福か嫉妬か分からぬが、降り続く雨がおろしたてのしわ一つ無い一張羅に有害である事はあからさまに自明である。

そんな降りしきる雨の中無事に入学式を終えた彼らは、人波に導かれて引く手数多の勧誘地帯へと引き込まれるのだ。

こんな雨の中気慣れもしない堅苦しい背広を着せられて、私だったらスグにでも帰路へと走りたい所である。しかし気づいた時にはもう遅く、左右から伸びる手に握られたビラを、わんこそばよろしく平らげるしか選択肢はもう残っていないのである。嗚呼、何たる無情であろうか。

彼らの今後の大学生活に幸あらん事を!

バックギャモンをやってみよう

ビラ配りの待ち時間。手持ち無沙汰だった我々は何か暇を潰せる物は無いかと考えていた所、部員の一人がバックギャモンをやろうという提案を投げかけて来た。

以前よりオセロやチェスの次点の帯、言うなればボドゲ会のtire2位のゲームだと認識しており、いずれ触れねばと思っていた所。これは好機と試しにプレイしてみる事にした。

ルールは割愛するが、なんとも性格の悪い盤面を作れるゲームだと中々関心した。伝統的なゲームではあるが、二人零和有限確定完全情報ゲームでは無く、具体的には確定が抜け落ちているのも、ゲーム練度の高くない私にとっては丁度良いスパイスであった。

麻雀を覚えた時もそうであったが、どうしても私がプレイする様なボドゲは世間の目線に立った時にマイナーである事が多いので、こういったメジャーなゲームを一通り覚えておく事も大切であると切に感じる日々である。

今日の食事

本日は久しぶりに大学でのランチである。そんな中私は愛する食堂で無く(最も私が行きつけている第一食堂は本日休業であったが。)、食欲旺盛な大学生に狙いを定めこれ見よがしにやって来るキッチンカーで食事をとる事にした。

ザンギ丼、と銘打ってはいるが北海道でいつか食べたあのザンギという感じは無く、まぁ言ってしまえば米の上にドカ盛のからあげが乗っているという何とも雑で素晴らしい食べ物だ。

私はこれを食べるとほぼ確定で腹を壊すのだが、そんな事は二の次と肉を増量して注文していた。結果は想像に難くないだろう。

あまりにも暴力的ではないだろうか!

腹をさすりながら帰宅したものだが、なんとまぁ夕飯はトンカツであった。揚げ物被りとは、明日の自身の胃を信じるしか無いと意を決し、全てを己が腹の中に収めるのであった。

総括

新入生が入学してきたという事は、同時に私の学年が一つ上がるという事である。(大学ではその限りでない場合もあるが…)

また忙しくも楽しい期間が始まる為、全力で乗りこなそうと気持ちを胸に秘めて。

何卒、よろしゅう。

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