東京スクエアガーデンの赤いベンチ、皆ゆったりと座っているし、彩も綺麗だなあって見ていましたが、ビル管理者による排除ベンチの設置指示、そういうことがあったんですね。そこのビルの東京建物さんの現場責任者にもお会いしたこともありますが、建物を管理する会社の方は、役所や公共施設もそうなんですが、ガチで"管理"しかできないですね。柔軟なファシリティマネジメントさえ苦手なように思えますし、地域やテナントのコミュニティを推進するとか、地域の街づくりとか、そういうことがビル建設の目的として計画書や事業の仕様書に書いてあったとしても、それに見合った組織や人材が置かれているようには見えないですね。その辺は東京建物にせよ、大成にせよ、PFIや指定管理にしても大きな課題であると思います。
彼らゼネコンさんは、そういったソフト展開が苦手であるような気がします。
社会包摂というかソーシャルインクリュージョン、そういったコンセプトが社会に徐々に定着してきている状況が、組織風土として見えていないのでしょうね。
#東京スクエアガーデン