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「部屋☆結界」捨てる編

「部屋☆結界」をつくるために、境界線をはっきりとさせました。

 そうすることで、部屋に入り込んでしまった自分を害するものが浮き彫りになって見えくるんですね。

 これまでそんなに気にならなかったのに、ここに「部屋結界」を作ろうと境界線を決めたところから、気になって気になってしょうがないものが出てきます。

 あれもこれも、自分の気分を害するものがあふれていることに驚くことでしょう。

 それを「追い出す」必要があるのです。

 それは、「物」と「汚れ」です。

 ストレスでつい買ってしまった物や、いただき物、壊れている物や捨てたくても捨てられない物など、いろいろと部屋に存在していませんか。

 「まあいいや」と今まで放置して見て見ぬふりをしてきた埃や汚れも、部屋に結界を作ろうと思ったところから、気になってしょうがなくなるから不思議ですね。

 せっかく浮き彫りになって自分を害するものが見えてくるのですから、ぜひこの際、紙に書き出して、捨てるものや気になる汚れのリストをつくったらいいと思います。

 人間、どうしてもすぐに忘れてしまうので、書き出してしまえば、あとは一つずつ潰していけばいいですからね。

☆罪悪感を感じて捨てられない物

 以前僕のマイナスエネルギーを浴びて、一夜にして葉っぱが全部落ちてしまった観葉植物の話をしたのを覚えていますか。長い出張から帰ってきた直後、癒やしを求めて葉を触っていたら枯れてしまったんです。  

 とてもお気に入りだったのに、僕が枯れさせてしまったという申し訳ない思いから、その後もずっと捨てられずにいました。見るのが嫌なのでバルコニーの角に放置してましたが、毎日気になるわけです。

 どこかで罪悪感を感じて、無意識に自分を責めてしまっているんですね。

 これは、とても心に悪いことなんです。

 自分の中に申し訳ない気持ちがあって、きちんとお別れができなかったわけです。

 そんな気持ちに気づいてから、「僕のために命を捧げてくれてありがとう」という気持ちを込めて、ようやくさようならをすることができました。

 これと似たようなものに、壊れたものがあります。

 壊してしまった罪悪感も重なってか、なぜか捨てられなかったりします。

 いつか直そうと思ってずっと押入れの奥に追いやってしまっている壊れたものが、目に見えているわけじゃないのに、部屋結界を作ろうとしたら脳裏に浮かんでくるんですね。

 もし一年以上放置しているのなら、もうそれは捨ててもいいんです。

 今捨てないと、きっとあと数年は押入れの奥に放置されるでしょうから。

 また、いただき物も捨てられないですね。

 いただいたときはすごく嬉しかったのに、なぜか使わずに数年放置している物があります。引き出物やお祝いのお返し物だったり、結構多いですね。

 なぜこれらが部屋の中に放置されているのかというと、自分のエネルギーにしっくりこないからなんですね。

 なんとなく他人がいるようで、違和感を感じでいるんです。

 例えばいただき物のピンクタオルがあったとします。

 ブランドものでオシャレで生地がいいものだし、プレゼントされたときはとても嬉しくて大切に使おうと思っていたのに、もう何年も押入れに放置、ということがあります。

 自宅では、洗面所や浴室のタオルは白、トイレはダークブラウンというように統一させているから、やっぱり生地がよくても、ピンクのタオルだと浮いてしまうわけです。

 いただき物、プレゼントされた物は、自分で考えて選んだものではありません。

 だから、好みが違うのは当たり前なんですね。

 そういう物が自分の空間に入ってくると、違和感を感じるのです。

でも、相手は善意でくれているわけですから、その善意を踏みにじるようで捨てることが出来ないのです。

 もし食器やその他、自分の趣味に合わないものならば、プレゼントしてくれた相手に、感謝をして、物に対しても十分にありがとうの気持ちを込めて、手放すことをおすすめします。

 期限は、やっぱり1年ですね。

 1シーズン通して使わなかった物は、「捨てていいもの」と決めてしまって構わないと思います。

1年間忘れているわけですから、物に対しても失礼ですよね。

もし、自分が物だったら1年間も無視されているわけだから、それは辛いですよね。

「捨てる」となると、たくさん書きたいことがありますね。

「境界線」の外に追い出すことを目的にして、どんどんガラクタを捨てていきましょう。

それでは、また、金曜日にお会いしましょう。

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