盗人には聖者のポケットしか見えない。
この言葉はシンプル明快なものだ。
盗人には聖者のポケットしか見えない。
究極の真理と感じる。
少しだけ深くへ入っていくと、聖者とは聖なる人、尊い人物(誰でも尊い存在だが)である。
尊さの頂点にいるような聖者。
と会うと普通は「ありがとうございます」「感謝」という気持ちが溢れるのだろう。
しかし、盗人だとこうはならないことをタイトルの文章は示している。
聖者ですら、聖者に見えないのだ。
聖者のポケットしか見えていないのだ。
これは一体何を伝えているのかというと
すべては自分である。
これに尽きる。一見、外の世界を体験しているようだが外の世界は、自分の内側が作り出した世界にすぎない。
自分の考え方で世界を見ている裏返しは、自分も同じ見方で見られるということ。
盗人にはすべての人が盗人に見えるはずだ。
苦しみをつくるのはいつも自分である。愛をつくるのも自分である。
読んでくれて有難うございます。
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