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「あなたがこわいものは?」100人100答

100人いれば100人の答えがあります。「100人100答」は、みんなで自分の考えを答える遊びの場です。

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学生のときは、「答えは1つ」だと思ってテストを受けていたけど、オトナになって働いたり、暮らしてみると、「答えって1つじゃない」「だれも答えを知らない問題がある」ってことがわかってきました。

「100人100答」では、いろんな答えがあっていい問いを出します。あなただったら、どう答えますか?送っていただいたみんなの答えは、ご紹介します。

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あなたがこわいものは?

「こわいものはない」そんな風に言う女性がいた。

本当にこわいものがないのだろうか。自信満々に言うのもなんだが、ぼくにはこわいものがある。

最近でいえば、MRI検査がこわくなった。こわいのは、暗い部屋、狭い空間、工事現場のような騒音、それだけでない。30分間、体を動かせないことがおそろしい。

この前に行ったMRIは目の周りの検査だったこともあり、検査技師さんに「目玉を動かさないでください」と言われた。これが、辛くて、辛くて。

「何かあったら押してくださいねボタン」を押そうか押すまいか何度も迷った。きっと、そのときの親指は、指相撲をするときのように動いていたことだろう。そのとき瞼を閉じていたのだが、瞼を開いてみると、すこしラクになり、なんとか30分耐えることができた。

MRIへのこわさの本質は、自由が奪われることへのこわさだった。

あなたがこわいものや、こわいことはなんですか?こわいと思う理由を、一言二言添えて送ってくださいね。

だれかがこわいと思うものが、ぼくにとってはぜんぜん平気なように、ぼくがこわいと思うものが、だれかにとっては楽勝なんでしょうね。それがおもしろくも、ちょっぴりさびしい。

わたしのこわいものを答える


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