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チープなオンナから品位ある女性に

どうせなら、チープなオンナより、品位ある上質な女性になりたいですよね。それには良質な物に触れることだと思っています。

プロが撮っても似て非なり

資格がなくても「プロ」を名乗れる仕事は山ほどあります。資格が要らないのですから、ド素人が「私は今日から〇〇」と名乗ればできてしまうのです。

ただ、プロにもランクがあるなとつくづく感じます。

プロに撮ってもらったという写真で「え?」になることがあります。例えば、こういうセッションをしている風景を撮った写真。

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似たような構図なんだけど何かが違う…。何を撮ろうとしたかわからない写真になっているケースが多いのです。

ちょっとした構図の違いなのですが、目に映っている風景をそのまま写真に収めただけ。意思のない写真です。

ホームページを作るクライアントが、以前、プロに撮ってもらったという写真を見せてくれて「気に入ってないのです」と言われたことがあります。

パッと見てわかりました。セッション風景もレッスン風景も、意思がない。何を撮ろうとしたのかわからない、その場の風景を写真として切り取っただけ。

それを言われたときに、その写真を「気に入らない」「何か違う」と感じた彼女の感性は素晴らしいなと思いました。

なかなか違いに気付かないのです。ほとんどの人は「綺麗に撮ってくれてありがとうございます」ですもの。

他を知らなければそれがスタンダード

安いケーキしか知らなければそれがケーキ。数千円で買えるカシミヤセーターしか知らなければそれがカシミヤ。それがスタンダードになってしまいます。

上質なケーキを食べたら、安いケーキは不味くて食べられなくなる。上質なカシミヤのセーターを知ったら、数千円で買えるカシミヤセーターじゃ着る気が起きない。

そんなもんじゃないですか?

腕の良いカメラマンに撮ってもらうと、中途半端な写真では満足できなくなります。(この前他のカメラマンに撮ってもらった写真がね…)

まだ駆け出しの人に仕事をお願いして満足したら、それがスタンダードになってしまうのかなと。

いつもいつも高級なケーキを食べる必要はなくて。高級なケーキの味を知った上で、安いケーキも食べるならいいのです。

本物のクロコダイル良さを知った上で、普段使いに牛革クロコ型押しを使うならいいのです。

良い物を知らずに、安物がスタンダードになってしまうと、それ以上の成長はない。チープなオンナで終わってしまうと思いません?

良質な物のパワーを借りて上質な女性になる

良い物を知っている人がプチプラを見につけるのと、プチプラがスタンダードな人では雲泥の差。

上質な物にはパワーがあります。一流の職人さんたちが作り上げたハイブランドの商品にはパワーがありますよね。持っているだけで背筋が伸びるような感覚。工場で大量生産された製品とは違います。

高級な場所にもパワーがあります。行ったはいいけど、気後れするような気持になったことがあるかもしれません。

パワーのあるもの、パワーがある場所、意識しなくても自然とその物、場所に相応しい女性になろうとする、あの感覚が品位ある女性を創り出すのではないかと。

今の自分より少しだけ背伸びした物を見につけて、ちょっと高級な場所に行ってみる。それに相応しい女性になろうとする、その積み重ねが成長に繋がります。

チープなオンナで終わらない。選ばれるオンナになれ!




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