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苦しい時にできるたった1つのことは、助けを求めること

苦しいけれど助けを求めることに抵抗がある。
ついつい自分で頑張ろうとしちゃう。

そんなあなたが、このnoteで「助けを求めてみようかな」と少しでも思って貰えれば嬉しいです。


私は最近、ようやく助けを求めることができました

最近の私は「仕事がうまくいかない→不安が大きくなる→仕事が手につかなくなる→自信喪失」という悪循環にずっぽりとハマっていました。

それでも、
「助けを求めるのは責任放棄。自分でなんとかする。」
と踏ん張ってもがこうとして、どうにもこうにもならなくなってしまいました。
1日かけて1通のメールも送れないぐらい。

もうダメだと思い、震える手で「とても苦しい」と、人事や上司にメッセージを送ったら、割とあっさり状況が良くなりました。

自分の中でもどこか罪悪感が残ってしまっているのですが、状況は間違いなく良くなりました。
苦しみの中で身動きがとれなくなったときは、助けを求めることが苦しみから抜け出す唯一の方法なのだと思います。


なぜ助けを求められないのか

「考えすぎだよ、助けを求めればいいじゃん」と、周りの人は簡単に言います。
でも、それができないから苦しみの沼にハマってしまっているのです。

小さな苦しみの内に周りに相談できていれば、困っていません。
小さな苦しみを相談できない私のような人は、大きな苦しみなんてますます相談しにくいのではないでしょうか。

以下、イケハヤさんのブログからの引用です。

辛い状況に陥っている人は、そもそも人に助けを求められないから、辛い状況に陥っているんです。「その人の性質によって、その人を取り巻く環境によって、助けを求めることが難しくなっている」という「前提」がまず存在しており、だからこそ、辛い状況に陥ってしまうわけですね。

まさにその通りですよね。


人それぞれ、助けを求めにくい理由は色々あると思います。

・何も言わなくても自分の気持ちを察してくれるはず
・ダメなやつ、使えないやつと思われてしまう
・他の人は普通にできている
・自分がやるべきことだから、迷惑をかけたくない
・助けを求めても助けてくれないかもしれない

どれもこれも、人より思いつめすぎちゃって少し偏った考えになりがちです。
心配しているほど悪い事態にはならない。
声をあげれば意外と周りは動いてくれるものです。

↓Kieさんのすっと入ってくるnoteには私も救われました。

助けを求めるのは逃げではない

助けを求めることは逃げではありません。
助けを求めて弱くなんてならない。強くなるための一歩です。

あなたは十分よく頑張りました。
自分で頑張れるレベルを超えてしまっていると、頑張っても空回りしちゃいます。

状況を打開するには周りの支援が必要です。


精神科医師も同じように、自分で解決できないことは他の人の力を借りることが重要だと言っています。

しかし、この個人の対処能力を超えたストレスが降りかかったら、どうでしょうか?
ストレスがかかり続けると脳の前頭葉という部位の働きが低下して、本来の脳の性能を出せなくなることが分かっています。
こうなると適切なストレス対処がますますできなくなり悪循環に陥ります。
この状態はやはり本人の努力だけでは抜け出しにくく治療が必要と考えてもいいでしょう。


実は、問題を解決する能力を左右する上で重要な要素は、他の人に相談できるかどうかなのである。
相談することができれば、問題解決能力は格段に高まる。
ところが、問題解決が苦手な人ほど、自分だけで何とかしようとする。
自分の弱みを見せて相談するのが苦手な人ほど、適応障害を起こしやすい。

したがって、まず実践したいのは、問題や支障が起きたら、適切な相手に相談するということだ。
適応障害を起こしている場合には、このことがとくに重要になる。
問題の解決を、第三者に頼らざるを得ないのが普通だからだ。
自分でどうにかなっているのなら、そこまで追い詰められてはいない。
今こそ、誰かに頼るときなのだ。
他の人に問題解決を助けてもらうことを、恥ずかしがったり引け目に思う必要はない。
それよりも、自分だけで抱え込んだまま潰れてしまうほうが、ずっと恥ずかしいと思うべきだ。


私の好きな会社、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズからもぐさりと来た言葉を紹介です。(会員限定記事ですが)

すべてのことを独力で達成できる人はいませんし、だれもそんなことは期待していません。
当研究所では、責任とは独力で達成することではなく、「必要に応じて周りの人を巻き込んで達成すること」だと定義しています。
成功のためならば、社長でさえリソースの一つとして活用してよいのです。


もう1人で抱え込まなくていいんです。
苦しい時に助けてもらって、今度は自分が誰かを助けてあげましょう。

助けを求めやすくなる2つのアクション

とは言っても助けを求めるのは難しい。。
行動に移せないという方もいるでしょう。

そんな方に2つのアクションをおすすめします。


①Web診断でうつっぽいと診断されたら相談する

1つ目はWebで完結するうつ診断で「うつの可能性があります」という結果になったら相談するというもの。
具体的なラインがあるので、自分がどれだけ辛い状況にあるかを客観視することができます。

うつ状態では正しい判断は難しくなっています。
なるべく早く相談しましょう。

自分でも何個か試してみまして、京都の宇治おうばく病院さんのものが使いやすいように思えました。
少なくとも16点を超えていたら助けを求めましょう。


他にもたくさん出てきますので、使いやすいものを選んでみてください。


②相談できる人、力になってくれそうな人をリストアップする

2つ目は、具体的に助け求められそうな人を思いつく限りリストアップしてみることです。

今すぐ相談する予定がない人もぜひ書いてみてください。
自分を応援してくれる人が見渡せて少し楽になりますよ。
こういう悩みはこの人に、とか久しぶりでもこの人なら話聞いてくれそう、とか。意外と発見は多いです。

身近人に相談するのはどうも、、と言う人は電話の無料カウンセリングもあるのでぜひ活用してみてください。
かえりんさん、noteお借りしました!(エールが欲しい方はかえりんさんのnoteもぜひご覧ください)


助けを求めることから新しい自分が始まる

まずはひとことでもいいので、一番話しやすい人に悩みを打ち明けてみましょう。

大丈夫。きっと状況はよくなります。

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