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エッセイ 不気味な友人に天誅を下す

24日、吾輩氏と親しい友人A氏(イニシャルではない)がこのブログを陰でコソコソ読んでいることが発覚した。県警の発表によると、その友人はブログを読むたびに吾輩氏の耳元で「日曜、喫茶店行ってたんですねぇ」などとわざわざ記事の内容を確認してくる模様。これに対し、吾輩氏は「いい加減にしてほしい。noteのアカウントをとっとと作って、フォローしやがれ」とコメントしている。

今日は特に変わったことはなく、昼から大学に行き、友人A氏と出会い、学食で竜田揚げを食べ、口内炎を悪化させただけであった。友人A氏から「ビタミン不足じゃないの?」と指摘されたが、吾輩は「そんな阿呆がかかる病気になど吾輩がなるものか、この虫ケラ野郎目」と言い返しておいた。友人はシュンとした。この一連の会話は嘘である。

その後、図書館で汗をかきながら、勉強したり、論文を読んだりした。しかし時折、SNSを構っていると、友人のイイねしたエッチな画像が画面に舞い込んでくるため、吾輩は周りの人達に見られてはいまいかと、おどおどしていたことは、わざわざ言わなくてよかろう。

その後は別の図書館に行き、論文を読んだ。
これまたムツカシイ論文で、「うーん。ズコー」と言いながら、小1時間ノロノロしていた。さらに先程見たエッチな画像が妙に頭から離れられなかったため、今度ソイツに会ったら、マカロンと同じくらいふんわりした天誅を下すことにしよう。

帰宅後、録画しておいた「いだてん」を見る。戦時中のデリケートな歴史を何とか描き出そうとする脚本からは、クドカンの尋常ではない苦労が垣間見える。「いだてん」を馬鹿にする輩は、友人A氏ともども「虫けら野郎目」と罵倒してくれよう。



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