学ぶほどに…

DX講座2週目が終わりました。全体の三分の一が終わりました。普段使わない頭を使っているためか、講座後の夜は眠くなるのが早いような気がします。

1.事実と思い込み

数年前に「ファクトフルネス」という本が話題になりました。私は読んでいないのですが、講座の中でチンパンジークイズというものに挑戦してみました。
全12問の三択クイズですので、何も知らないチンパンジーがランダムに解答したら、平均4問正解するということになりますが、それに勝てるかどうか。普段、多少なりともニュースに触れたり、勉強している人なら簡単だと思うでしょう。
しかし、実際に解いてみると、私たちの知識がいかに曖昧で不正確であるかに気づかされます。なまじっか知識があるが故に、どちらかというと悲観的な解答をしてしまいがちですが、意外と世界は良くなっているという面もあるようです。(ちなみに、私は4問正解でした。)
何か課題にあたったり、新しい事業を考えたりする時に、「世の中は○○だから、こうしよう」と考えるでしょう。しかし、その知識やデータは不正確かも知れません。
もちろん、経験や知識を基に、仮説を立てて実行していくというのは、一つの方法です。しかし、目まぐるしく世の中が変わるなかで、正確なデータに基づいて実行していくことの大切さを知らされました。
だからこそ、プロじゃなくても高度なツールに触れることができるようになりつつある今、素早く作って、素早く捨てることを繰り返していくことが重要であるようです。失敗したり、捨てたりしても、データは蓄積されていきます。

2.リテラシー

講座では、課題として全員がそれがれのTwitterアカウントで、感想や気づきを発信していくことになっています。その中で、とあるアニメが話題になりましたが、私はふと宇宙戦艦ヤマト2を思い出しました。
以下、曖昧な記憶なので、間違っていたらスミマセン。ヤマト1では、イスカンダルから提供された技術で改造された戦艦ヤマトが地球の危機を救います。2では、その技術を活かした自動制御のアンドロメダが登場します。主力艦のアンドロメダは、初戦ではその性能の高さを見せつけます。しかし、敵主力との戦いでは、自動制御が破壊され、数少ない乗組員も錬度が低く…あっけなく破れてしまいます。物語としては、最終的に人が操縦し、人が戦う『旧式』のヤマトが再び地球を救います。
いくら技術が高度化しても、やっぱり最後はそれを使う人間次第なのだろうと思います。つまり、リテラシーが必要だということが、この講座を通じて感じていることです。

3.全体の感想

講座では、Slackを活用し、連絡や課題の提出が行われています。Twitterの発信も含め、他の方々の作品を見ることも、面白く学びになっています。
今まで受けてきた、業務上の研修にしろ、プライベートの勉強会にしろ、ほとんど公務員ばかりでした。しかし、今回は異業種の視点やセンスなど、新たな刺激でいっぱいです。
また、講座の構成として一回3時間の全17回ということは、大学の約2コマ分ということになります。それだけ今回の講座の貴重さを感じると同時に、大学時代の「定額学び放題」という環境を活かしきれなかった自分を反省しております…
今日はここまで。


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