この30余年、そんなに映画観る人生じゃなかったんです。決まった場所の決まった数時間のために時間作って行くってのが何とも億劫に感じるタイプだったから。しかしそれがこの数ヶ月で変わってきました。

　子持ちの専業主婦は基本的に家から離れられません。そして家事というもんは、毎日やらねばならぬものもあるし、やれどもやれども終わりがなく、やろうと思えば一日中だって家事に費やせます。その仕事量は馬鹿にできません。
　そうなると娯楽は限られてきます。私の場合は、子が寝たタイミングでピアノ弾いたり、合間時間にメギド72をプレイしたり、スプラトゥーン3をやりつつ片手間に洗濯物を畳むなどが日々の娯楽になっています。
　んでまぁ私は生来出不精なので普段はこれでいいんですが、配偶者が時々友達と遊びに行くなどするのを見ていると、羨ましいんです！私にも一緒に遊んでくれる人が近場に全くいないわけではないけど、かなり限られている。これは故郷を出て嫁入りした人間あるある。配偶者もそのことを気にしてくれているのがありがたい。自分も遊びに行かせてもらってるのだし、嫁の息抜きの時間も作りたいと言ってくれている……

　かくなる上は、と、つい先日決めました。そういう時はひとり映画に行こう！と！！

　そう決める前の1ヶ月間で、暇をもらって『THE FIRST SLAM DUNK』と『岸辺露伴ルーヴルへ行く』を単身鑑賞し、露伴の時は昼飲みで一杯ならぬ数杯ひっかけてから帰ったりして、めちゃくちゃ楽しかったんですよね。
　もう家では飲まないようにしている（子が急に体調崩したらすぐ車を出したい、などの理由で）ので、外での飲酒チャンスは逃すわけにはいかないw
　あと今までは、「劇場に行く機会がなくてもうちにはアマプラとネトフリがあるしな」と油断しまくってたんです。映画は劇場で観てナンボだろ！というのも当然ありますが、家で見ようとしても小さい子が家にいるとまー無理なんですよ。暴力シーンなんてもっての外だし、そもそも子の奇声にかき消されてセリフとかなんも聞き取れませんからね。

　いやーーー全くもっと早く気づけば良かったな。RRR見送っちゃったのが心残りです。なんかの奇跡でまた劇場上映があったら絶対行こう。
　今はモータルコンバットの続編がひたすら楽しみです！！母ちゃん暴力大好き！！