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DIYミニバースピーカーの改良(モバイル化)

◆グレードアップ

余っていたスピーカーユニットを利用して製作したミニバースピーカー。
しばらくこのまま使っていたのですが、どうせなら充電式にして、ブルートゥース接続もできたらなあ・・・などと言う欲も出てきました。
ブルートゥース内蔵となるとなかなかにハードルが高いし、そもそも充電池内蔵となると制御回路を蔵するか。

ブルートゥースの受信回路を探していたのですが、なかなか良い物がありません。
どうしようかなあ・・・と思っていたとき、アマゾンでこんな物を発見。

そういえば電源はUSB-AだったのをUSB-Cに変更したのでコネクタが余ってたな。
USB-Aを電源に並列に入れて電源の外部出力にして、このレシーバーを接続して、プラグをAUXジャックに差し込めば解決。
なにも、内臓にこだわる必要ないし、この方が必要に応じてAUX入力を選べるから良い。

では充電回路はどうするか?
と探していたらこちらもAliExpressで発見。

USB5V入力でリポバッテリーに充電できて、さらに昇圧して出力も可能という、なんともありがたい便利基板!
良い時代になりましたなあ(^ω^)
充電池は18650推奨となっているけど、そんなに長時間再生できなくても良いので、できるだけ大容量の角形リポ充電池とします。

まずはこれでいきましょう。

◆改造

まずはUSB-Aコネクタの設置。
どこでも良かったのですが、アンプ基板との位置関係から背面に埋め込みました。

背面にUSB-Aコネクタを埋め込み。天板のアルミ板にあるのは給電用のUSB-C端子

充電池はMDF板でホルダーを作って、こちらもスピーカーユニットの背面に設置。

リポ充電池はクッション材を貼ってホルダーに差し込み。

充電昇圧回路もMDFでホルダーを作って、こちらは天板に設置。
というのも、充電中、充電完了の表示LEDが基板に実装されていて、これを確認できるようにしたいので天板設置としました。
基板上には半固定抵抗が実装されていて、これを調整することで12Vまで昇圧できるということですが、自分が欲しいのは5Vなので調整・・・んん~?
5.2Vまでしか下がらない??
まあ、5.2Vでも許容範囲内だから問題ないでしょう。

充電昇圧回路とアンプ基板間にスイッチも設置。

充電昇圧回路からは常に5Vが給電されてしまうので、途中に電源ON,OFF用のスライドスイッチを追加しました。

スピーカーユニットと干渉しない位置を探すのに苦労しました(^_^;)

ブルートゥースアダプター接続状態

ブルートゥースアダプターはこんな感じに接続します。
見た目が悪いですが、用をなせば良いので見た目は二の次です。
しかも、このアダプター、後で知ったのですが、通話もできるようにマイクが内蔵されているんです。
ほぼ使うことは無いと思いますが、これは便利です。
最初、何でスイッチがついているのかわからなかった😅

充電インジケーター

天板に3mmの穴を2つ開け、そこにアクリルのロッドを差し込んでLEDの光を確認できるようにしました。

充電完了インジケーター

充電が完了すると緑色に変わります。

◆使用感

早速枕元に置いてスマホをペアリングして使ってみました。
ブルートゥースアダプターはペアリングが成功すると「Hey!」と男性の声が流れます(笑)
アルバム1枚分程度では充電切れはしないので、持ちは割と良さそうです。省電力アンプなので電池容量は十分なのかもしれません。
やはり、どこにでも持ち運べる便利さは良いですね。
音質はラジオ並なので音楽鑑賞に堪えられる物ではありませんが、スマホのスピーカーに比べたらマシです。

だんだん魔改造でハチャメチャな作りになってしまいましたが、こんなところがDIYならではの面白さでもありますね。
無塗装の無骨なところも良き💓
自分で作ったスピーカーだけに、愛着もわきます。

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