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歩き遍路の記録_14【日帰り・18番恩山寺〜19番立江寺】

日帰り遍路の巻

2022年10月8日

前回(2022年5月3日〜6日)のお遍路からおよそ半年。
徳島駅前、阿波おどり会館で区切った遍路の続きをしに、再び四国・徳島へ。

今回もJR高速バスで徳島駅までやってきた。
10時すぎ、阿波おどり会館から本日の目的地19番立江寺へ向かう。

今回はほとんど国道沿いを歩くだけ。なので特にエピソードがない。
本当にない。
ごく普通の、日本全国よくある国道沿いの道をひたすら南に歩くだけの回だ。

国道55号

なぜ日帰りにしたかというと、ちょうど立江寺の近くにJR立江駅があり、そのまま帰りやすいから。
次の札所の鶴林寺・太龍寺は山中なので日数を要するし、公共交通機関もあまりない。
よって立江寺で日帰りとした。

ところで、区切りのお遍路の場合、お遍路5日目と記載するかPart2_1日目とするのか、どっちがいいのだろう?
毎回何日目とか一応冒頭に書いてたけどどう書くのがいいのか悩んでしまった。

お遍路してても「初めてですか?」って聞かれるけど、どう答えていいのか答えに悩む。
「1周目なので初めてって言っていいんだろうけど、区切ってるのでお遍路しにくるのは2回目です…?」とか思いながら「初めてです」って答えてるけど、それでいいんだろうか…
あ、そうか「1周目です」って言えばいいのか。

徳島ラーメンを食う

12時すぎ
前回の遍路で食べられなかった徳島ラーメンを食べに麺八に入店。
初めて徳島ラーメンを食べた。
お肉が甘辛くて美味しい。
生卵が苦手なので付けなかったけど、すき焼き風のお肉には生卵が合うだろうと思った。
次食べるときは生卵付けよう。

特に意味はないが牟岐線

弘法大師 お杖の水

アホが弘法大師に「ここの水しょっぱいから飲むなよ」って嘘ついたら、その後本当に本当に水がしょっぱくなってしまい、近隣住民が困ってしまった。何年か後に再び弘法大師が現れて杖を突いたら真水が出たという謂れの場所。
弘法大師の民間伝承ってなんか意地悪されたら倍返しする話、多ない???

源義経上陸の地

だそうです。

18番札所 恩山寺

第18番札所 母養山 宝樹院 恩山寺

13時頃半
徳島駅からおよそ12km

山門から徒歩用の参道があるけど私が行ったときは少し荒れていた。
あまりこのお寺の記憶がない。

次の立江寺へ向かう。
途中、獣臭が漂ってきた。牛舎だ。
牛舎の奥に山を抜ける遍路道があるようだけど、臭いがキツくてやめてしまった。
帰ってからガイドブックをみたらきれいな山道だったのでもったいないことをしたなあ。「義経ドリームロード」というらしい。

歩くのが楽しそうな道だったなあ。もったいないことをした。

立江寺の近くで自転車に乗った地元中学生から「こんにちは」と挨拶される。
とっさに返答できなかった。
反射神経が悪い。

山道ならまだしも、市街地の道で見ず知らずの人と挨拶をするような経験を積んでこなかった(多分地域柄)ので反応が遅れてしまう。

挨拶返さない感じの悪い奴に感じてたらごめんやで。

19番札所 立江寺

第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺

15時頃 恩山寺からおよそ4.5km
今日の目的地、立江寺に到着。
本日は平地・17kmほどの行程だったので全然疲れた感じがしない。
参拝・納経を済ませて帰路へ。

JR立江駅から帰路へ

15時半時ごろ
ここから電車に乗って歩いてきた道を戻って徳島駅に向かう。
ダイヤは1時間に2本ほど。まあまあ有る方だな。

歩いて6時間ほどかかった道のりを電車ではたったの30分ほどでスルスル進んでいく。なんとも言えない気分だ。

今回も帰路は、徳島駅から徳島港、フェリーで和歌山港、南海電鉄で大阪へ、という行程を選択した。
それほど疲れてはいないけどカーペットフロアが好きでバスよりはフェリーにしたい。寝っ転がって帰れるの最高やで。

ほんなら今日はここまで
ほなまた。

およそだいたいこの通りに歩いているけど微妙に違うルートが載ってます。
でもだいたいこんな感じです。

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