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【Ema】アメリカ人弁護士とのデートの話。

彼と最初あったのは、親友のバースデーパーティーの場でした。

でも実はその場では彼とは本当に挨拶しかしていなくて、一言も会話は交わさなかったのです。ただ、終始なんとなくですが彼の視線を感じることが多くて、視線はよくあってました。

視線でお互いの好意がわかる瞬間ってありません?

パーティーが終わったその夜にFacebookで友達リクエストがきていて承認しました。

Thank you!

ってきて、それでおしまい。

そのあと多分3ヶ月くらい連絡はお互いにしなかったの。

それがある日、彼から「最近どう?」ってテキストが入ってそこから少しやりとりして、そこで初めて彼が企業顧問弁護士ってこと、ニューヨーク出身で、ハーバードのロースクール出た人って初めて知ったの。

でも決して彼は自慢気な感じではなくて嫌な印象は全然なかった。

彼は、近々ニューヨークに戻るって言ってて。でも正直、私も彼と直接会ったのはパーティーだけだし悲しくもなかったかな。

また日本に遊びに来た時会いましょう、

で終わった。

その後、彼はニューヨークへ帰国したの。

また数ヶ月した頃かな、テキストが彼から届いた。そしたら会社をやめてしばらく自由に旅することにしたって。(ちなみに彼はEmaより確か3−4歳上)それで旅先の綺麗な写真を送ってきてくれたのです。

私は写真に対して何気ない感想をのべただけのつもりだったけど彼は偉く気に入ったみたいで、

君ってFunnyで最高だね!

なんていう。でも欧米の人ってこれぐらいはサラッと褒めるの慣れてるから、Emaも素直に「ありがとう!そんなに褒めちゃ照れるけど」って返した。

それから多分彼は旅に夢中になって、また数ヶ月特に音沙汰は何もなかった。そんなある日、彼からまたテキストが来た。

「Ema、僕日本に戻るよ!」

「えっ??」

「結局、また前いた会社にボスに呼ばれて戻って、また東京に駐在にいくことになったんだ。だから帰ったら会おう!」

「え、えぇ。」

驚きだった。彼がニューヨークに帰って1年ちょっとたってたけど、まさかまた帰ってくるなんて。

でもこの彼って本当不思議な人で、日本に戻ってくる時期になってもまた連絡がなかったのです笑。Emaも特には連絡しなかったけど。

そんなある日、丸ビルにWISE SONS TOKYOっていうベーグルサンド屋さんがあって、Emaはそこに売ってるカラフルなクッキーが大好きで、その日は友達の家に遊びに行くので手土産を買いにそのお店に立ち寄りました。

そしたら、外国人男性が3人くらいいて、

うち1人が彼だった。

すごい偶然。

でも人違いだったらどうしようってビビって笑 声かけずにお店をあとにしました。ただ、今度はEmaからテキストして、

「もしかしてなんだけど、さっきお店であなたを見かけたかもしれない」

そしたらすぐ帰ってきた。

「いたよ!それ僕だよ!えーなんで声かけてくれなかったの!まだ近くにいる?この後の予定は?」

「あ、えっとこれから友達のお家に遊びに行くから・・・」

「そっか。じゃぁ今度ランチに行こう。いつが空いてる?来週末は?」

「あ・・・土曜日が空いてるけど」

「Okay。じゃあお店決めたらまた連絡する!良い週末をね」

このままですほんとに。トントンと決まった感じ。時折きくトントン拍子に結婚決まるっていうのもきっとこの感覚なんだろうなぁなんて思います笑

そしてランチ当日
六本木ミッドタウンへ。

着いたよと彼にテキストすると、

「今インテリア見てるからきてー」

言われたお店につくと両手をポケットに入れてゆったり歩きながらインテリアを見ていました

「何かいいものないかなと思って」

「どこ住んでるんだっけ?」

「んー赤坂。前住んでたとこよりちょっと広いんだ。で、インテリアとか僕好きでさ。ほしいなと思って。ね、Emaはどれがいい?」

「どれがいいってあなたの部屋におくんだし。。」

「それもそうだけど笑 君の意見が聞きたい」

「そうね、私はこっちが好きだけど」

「やっぱり!Great! 僕もこっちがいいと思ってたんだ」

なんか意図してかなのかわからないんですけど
私は彼の住んでる所を想像せざるを得なくて
そこに置く家具を彼と探さざるを得なくて
まるでこれから同棲するか結婚するかのようなシチュエーションでした。現に店員さんにカップルに間違われたし、、

予約の時間だというので彼に着いていくと

なんだかいかにも高そうなお店でおしゃれで
六本木という土地柄はあれど外国語が溢れてるお店

入口で彼が名乗って入っていく。

一応とはいえ、それなりの格好しておいて良かったーと胸をなでおろす

直角に座った。

ランチといえどコースがもう決まっていた。
基本自分も払うスタンスの私は6000円という金額を見て一瞬戸惑った。

いや、払えるけどランチに6000円!?

どぎまぎしながらオーダーする。
彼の段取りのスマートなこと。
慣れているなという感じでした。

彼はタイプ的にちょっと早口で
話したいタイプなのはわかっていたので

彼:私=7:3〜8:2ぐらいを意識してました

彼の旅行の話
ニューヨーク戻って仕事やめるまでの話
戻る際のボスとのエピソード

私にももちろん質問してくれたし
私も途中途中話ましたよ⭐︎

何が面白いのかEmaは全然わからないんだけど笑 彼はとにかく

「Emaってほんと面白い。」といってアメリカ人らしい笑い方をする笑

Charmingだよ。なんてサラッと言う。

それから彼はお互いの料理をシェアしたがったの。だから全ての料理デザートを彼とシェアしたよ。

そんなこんなで食べ終わって
お会計

私が財布を出そうとすると

「僕が払う。僕が誘ったんだし」

といってウェイターにさっとクレジットカードを渡して、、

6000円だからさすがに申し訳なさがありました

「ありがとう。とってもおいしいランチだったし素敵なお店だった!ごちそうさま」

「良かったよそういってもらえて」

そうしてお店を後にして彼は自宅で受け取らないといけない荷物があると。

はい、もうお分かりですよね笑
Emaはビビリーです。着いてはいきませんでしたよ笑

「次またごはん誘っていい?」

というので

「もちろん!あ、次会うときはお花ほしいな」

なんてお願いを冗談のつもりでしたが言ったら

「sure !」

と。

はて、彼とはどうなるかしら?
お誘いがきてるけど今のところみごとにというぐらいお互い都合合わずでアポ組めてません笑

いつもEmaがこんな感じかというと違うので
このアメリカ人とのデートで偉かったなと思うのは

・フットワーク軽くすぐにランチの予定を決めた
・自分から連絡した
・偶然の出会いを次につなげた
・気持ちよく奢られてみた
・お願いをしてみた(お花)

自分でも驚くぐらい素直で、うん、自分で言うのもあれなんですけど少しは可愛いとこあるじゃんって思ったケースです笑

まだ結末はわからないけど、自分の中でも良い感じだなと思えている。背伸びしすぎずにデートするのが一番うまくいくかも。





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