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【社員インタビュー #5】税理士事務所のシステム担当『会計がわかるシステム屋さん』

今回の社員インタビューはマッチポイントの所内とお客様のシステム周りを担当している浦瀧貴仁(うらたきたかまさ)さん。
「困ったら浦瀧さんに相談!」とみんなから慕われ頼られている浦瀧さんにお話を聞きました。

ーー税理士事務所のシステム担当とはどういうことをしているんですか?

税務申告業務やお客様との打ち合わせなど通常の税務的な仕事をしつつ、所内のシステムまわりやお客様の会計関係のシステムもみています。
初期導入や会計ソフトの切り替えなどにも対応しています。
また、お客様がソフトを使っていてわからないことがあれば、クラウド上でお答えしたり、必要であればお客様のもとに行ったりもしています。
一般的なエンジニアさんと会計事務所のエンジニアは全然違うので、わかりやすい肩書きは「会計がわかるシステム屋さん」です。

ーーチャットワークや会計ソフトなど、苦手意識をお持ちの方もいらっしゃると思うのですが、その場合はどのようにおすすめしていますか?

基本的に無理強いはしないです。
しかし、実際に使ってみると便利だなって思うことばかりなので、試しに操作してみていただいています。
例えばチャットワークは写真を撮ってそのまま送れます。
領収書など必要書類を「撮る」「送る」のアクションだけで出来ることを体感していただければ、便利さは十分伝わるのでわかっていただいた上で導入していただいています。

ーーたくさんある会計ソフトからお客様にあったソフトをおすすめするためにしているこを教えてください

お客様に「こんな感じで使いたいんだけど、なにかいいのありますか?」とざっくりと聞かれることがあります。マッチポイントでしたら基本的にマネーフォワードを使ってますので、マネーフォワードの中で完結するものを選んでいます。しかし、お客様によってはその他の機能が欲しいなどのご要望があったりするので、そういう場合は他のソフトの体験版を利用してみてこれだったらできそうですよというのを案内しています。
どういうソフトがあるかという情報収集はネット検索です。会計周りのシステムについてなので説明を読めば大抵の使い方はわかります。

ーーお客様がすでに使ってる独自のExcelや販売ソフトなどがある場合は?

その場合はそのソフトから抽出できるデータをいただいて、マネーフォワード形式に変えて取り込めるようにします。
そのためにお客様からいただくデータの『形を変えられるもの(Excel)』を用意します。
『形を変えられるもの(Excel)』を作る際に仕訳も同時に変換できるように作ってしまえば、一本一本仕訳を入力する手間も省けます。
一度作って整えてしまえば、あとは毎回お客様がソフトから抽出したデータをそのままコピーしてExcelのシートに貼り付けてもらえれば、簡単に変換されて、マネーフォワード形式に変わり、マネーフォワードに取り込むことができるようになります。
最初の加工こそ大変ですが、お客様のご要望やソフトの使い方に合わせて、かつ、マッチポイントで使ってるシステム(マネーフォワード)に取り込めるようにするための両者にとって効率的な最善策を考えて仕組みを作っています。

ーー便利機能にも詳しい浦瀧さん。そちらもどのように知るんですか?

ネットニュースなどで情報収集しています。
他にはネット上でいろんな方が新しい機能を作って紹介する投稿サイトもあっていろんな人が作った機能からもこんな使い方があるだということを学んでいます。
そうして知り得た情報を所内やお客様に使えないか応用を考えて活用しています。
昨年、noteで紹介したExcelをスプレッドシートに変える使い方もこういった情報の中から応用を考えて活用して今でも所内で活躍しています。

ーー大原簿記情報専門学校札幌校で講師をしていた浦瀧さん。講師をしていたきっかけと転職のきっかけは?

商業科のある高校に通っていて簿記を習ったのがきっかけで、その道を極めようと大原簿記情報専門学校へ入学しました。大原簿記情報専門学校卒業後は学校側から講師のお誘いをいただいてそのままエレベーター式に就職することになりました。
転職するきっかけは子供が生まれたことですね。
大原簿記情報専門学校が社会人向けだったので、当時は朝昼夜のロング勤務もありました。子供ともっと会える時間を作りたくて働き方を見直し、転職することを決めました。
そうして税理士事務所に就職が決まり、その後、その事務所がマッチポイントと合併して今に至ります。税理士業界は転職してからなので10年くらいの経歴になりますね。

ーー唐突ですが、お料理がお上手とのウワサを聞きました

そうですね、在宅勤務の時は大体は作ります。
中学時代から母の手伝いながら作っていて、新婚時代は料理が得意ではなかった妻と一緒に作って一緒に覚えていきました。
今では唐揚げが得意なのでチャーハンなど中華定食みたいなものを作ったりします。
ドライカレーは簡単で美味しいですよ。

ーーマッチポイントを通して会計システムを入れるメリットは?

例えば大手の会社から紹介で会計システムを新しく導入したとしても、基本的には入れて終りという場合が多いです。ですが、マッチポイントを通して会計システムを入れていただければ「こういう使い方がありますよ」「こうやってやるといいですよ」というのを一緒に使いながら知っていくことができるのことがお客様にとっては強みだと思います。
どんなシステム使ったらいいのかと相談されることもそうですし、こんなこと税理士事務所に聞いてもいいの?と思うようなこともマッチポイントだったら対応できます。
ちょっとしたテクニックもお伝えできますよ。

今後の目標をお聞きすると「常にニュートラルでいたいと思っている。現状維持。」と教えてくれた浦瀧さん。新しいことを吸収し成長し、さまざまな状況に対応しつつ、必ずニュートラルに戻って「現状維持」は、幹がどんどん太くなっているイメージがしてかっこいいです!!
所内やお客様に常に寄り添い、最適な方法を考え出してくれるマッチポイント自慢の「会計のわかるシステム屋さん」です。

ーーおまけ

インタビュー直後、早速筆者のパソコンの設定をしてもらいました。笑
「WindowsやAndroidは得意なんだけど、実はMacBookやiPhoneは苦手…」と言いながら、筆者のMacBookを設定してくれました!
なんだかんだできてしまうのが、さすが浦瀧さんです。
ありがとうございました✨

頼りになるお背中…☆

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