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【溶解性】 ポリプロピレン Polypropylene

1. 物質情報

今回、深江化成様のWebページにて公開されているポリプロピレンの耐薬品性情報をもとに溶解度パラメータの計算を実施しました。
https://watson.co.jp/detail/pdf/PP_ChemicalResistance.pdf

2. 溶解性(ポリプロピレン Polypropylene)

×ならびに△と記載されている有機溶媒の一部を良溶媒
◎と◯で記載されている溶媒を貧溶媒としてSoluVision中で入力し、
溶媒度パラメータを実験値から計算するアルゴリズムで計算しています。

【良溶媒】

  • CHCl3(クロロホルム)

  • キシレン

  • CH3NO2(ニトロメタン)など

【貧溶媒】

  • methanol(メタノール)

  • ethylene glycol(エチレングリコール)

  • Lactic acid(乳酸)など

3. 三次元マップ(溶解度パラメータ)


(dD: 17.3 dP: 10.4 dH: 3.0 R: 9.4)

(※注意:良・貧溶媒はあくまで主観的な判断に基づく判定です。)

4. 共有コード

他の溶媒を用いた場合の溶解性など、詳細な情報を希望される方は、下記のURLから「SoluVision」に新規登録(無料)、ログインをお願いします。その後、計算結果画面より、共有コード【01HHCEQXC35TC8DJCYZZ82863Y】を使用すればダウンロード可能です。

共有コードの使い方はこちらの記事に詳細を記載しています。


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