くらっしぃ

こんにちわ。math405です。

今日たまたまベネッセの人が職場に現れて『なんかデジタルサービス的なのないですか?』って聞いたら色々教えてくれました。本当に昨日の今日でびっくりしています。なんでもいいから言葉にしたり、形に残したりすることでそれが夢の実現につながるよって昔誰かが言ってた気がするんですが、まさにそんな感じの晴天の霹靂。

今日教えて頂いたのは、ベネッセとソフトバンクの合弁会社が設立した会社のサービス「Classi」について。

前々から知ってはいたんだけど、実際に生で見たのは初めてです。使い方としては、アカウントIDを発行されて、それをどの端末でも使うことができるというもの。タブレットがなくても人数分のパソコンがあるPC室とかでも利用可能。内容が本当にもりだくさんなので、いくつか紹介しますね。

「WEBテストWEBドリル」・・・現場の教員が作成したテストを一斉配信できる。

非常に便利で頼もしい機能です。ポイントは採点と分析作業が不要になること。採点する時間とかって地味にかかるんですよね。たった5問の小テストだとしてもクラス全員分となるとだいたい1クラス10分くらいかかる。これが5クラス6クラスとなると1時間くらいかかってしまう。さらには点数をエクセルに入力したりするとうああああああああ教員志望の大学生のバイトとかを雇って採点してくれないかなーとか何度も考えました。これが、採点いらずで分析もできてしまい、なんなら授業中に結果をみんなに伝えることができて、理解度の確認もできる。

「学習動画」・・・予備校講師が作成した動画配信ページ

正直、これはどうかと思う。プライドが邪魔してるのかもしれないけど。自分が授業で教えていたとして、予備校講師の動画の方が分かりやすい!なんて言われたらもう自分の存在価値が。。生徒によっては合う合わないはあるし、ある程度はしょうがないと思いますが、私は絶対に諦めない。動画の中の人なんかに負けないように頑張ればいいだけですね。ただ、夜とか学校にいないときに家で個別に見れるっていうのはすごく便利だと思います。

「生徒カルテ」・・・過去の模試や定期試験のデータが一覧できる

生徒にとってこの機能がかなり好評なようですね。やはり頑張っている結果とか履歴が可視化されるのはやる気の焚き付けになるとのことです。今の現場だと面談の時とかに紙資料として配布されるだけですから、見たい時に見れるわけではないのです。ところが、見たい時に見れるなら生徒自身が突然やる気を出したりすることへつながると思うのです。

便利な機能は他にもいくらでもありますが、どれだけ生徒の「主体性」を刺激できるかが教員として一番考えなくてはならない部分だと思っています。いわゆるやる気スイッチです。それを助けてくれる機能に関しては重宝しますね。

今回紹介した3つはどのサービスでも行われてる機能だと思いますが、私が考えなければならないのは使いこなすだけじゃなくて、これを利用したプラスアルファです。

例えば、試験結果を受けてどの動画を見ればよいかとかをパーソナライジングしていきたい。情報に溢れてしまうと生徒はめんどくさがって探さないこともあるから。あなたにはこんな商品いかがですか的なやつですね。


話は変わって


文科省のHPをみてたんですが、ICT化に向けた計画や方針が連発されていました。平成30年以降にあたっては環境整備5か年計画とされていて、財源もどんどん増えていくのだそうだ。その中でも「学習者用コンピュータを3クラスに1クラス分程度整備」「普通教室における無線LANの100%整備」「超高速インターネットの100%整備」「教師のICT活用指導力の改善」というものが政府の方針として明記されている。うーん。本当にこんなことが可能なのだろうか。今まであまり財源を割いてこなかったのに、ここにきて急アクセルを踏んだ感じがする。仮に環境整備がこの通り実現されたとしても実際に運転しなきゃいけない現場の教員は果たしてそのハンドルをコントロールできるんかいな。色々文書を読んでいると、最終的には「教員自身の改善努力」が求められているんですよね。結局そこなんですよ。

教員が変わらなきゃいけない時代なのです。

がんばろう。

下の画像は文科省にあったものです。

色んな場面で使われてますね。ワクワクしてきた。



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