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一芸を獲得するのに必要なのは1000時間!

2023年12月7日(木)、
今日はクリスマスツリーの日🎄
みなさん、こんにちは!マスムネです( ^∀^)

さて、今回の記事ですが、一芸(一つのスキル)を獲得するのに必要な時間についてお話ししたいと思います。

よく職人の世界で言われているのは、
「10年やったら一人前」という言葉で、
寿司職人の世界でも、
「飯炊き3年、握り8年」や
「シャリ炊き3年、合わせ5年、握り一生」
といった言葉もあります。

職人って一人前になるまでに、長い年月を必要とするイメージが強いですよね。

うちの子で言うと、小さい頃から子どもたちに習い事をさせています。ピアノに体操、バレエ、スイミング、新体操と習い事の種類は多岐に渡ります。
よって、毎日送迎に引率に多忙な生活を送っています( ^ - ^;)

1人目の子はスイミングを始めて5年になり、ようやく3種泳法(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ)をマスターしました。
あとは、バタフライと個人メドレーを残すのみです。
私の子供の頃はというと、スイミングを小3の時に少しかじって、クロールと背泳ぎを多少習っただけなので、自分の子どもがここまでのスキルを身につけたことに感慨もひとしおです。

「水泳」という一芸を獲得するにしても、長い時間が必要なことを実感しています。

では、いったい「一芸」を獲得するのに、どれくらいの時間が必要なのかこの記事で検証してみたいと思います。

一万時間の法則

あるイギリスの元記者が出版した著書に「一万時間の法則」というものがあり、世界に広まりました。
「大きな成果を残すには、下積みとして10000時間を要する」というものです。
モーツァルトやビル・ゲイツも大成するまでに10000時間を要していると著書で述べています。

10000時間というと、
1日3時間で約9年ちょっとという計算です。
(10000÷365÷3=9.1324…年)
膨大な時間ですね。
ただ、ここまでの時間を必要とするのか、やや疑問なので、うちの子や仕事の経験から、考えてみたいと思います。

うちの子のスイミングで考えよう

では、うちの子のスイミングで、
「一芸習得時間」を考えてみたいと思います。

1回のレッスンが1.5時間で週1回のペースで約5年続けており、
おそらく最後の個人メドレー達成まで6年で到達できる見込みです。

よって、
  (1レッスン約1.5時間を6年分)
=1.5時間×52週×6年=468時間

そして週1.5時間は、水泳スキル向上につながる運動はしていると思われるので、
1.5時間×52週×6年=468時間

468+468=936時間

どうやら1000時間もあれば、
「水泳」の芸は習得できそうです。

初心者がスポーツで試合出来るまで

私が教育現場で働いていた頃に感じていたことですが、スポーツを一から始めた中学生でも、2年生の秋に新チームとして試合に出場する頃には、見応えのある試合をできるまでに成長します。

中学生がスポーツを一から始めて新チームになるまでにかけた時間を計算してみたいと思います。

1日平均2.5時間の部活動、そして1日1時間の自主練習を、
年間200日ペースで行っているとすると、
新チームになるまでにだいたい300日練習していることになります。
よって、かかった時間は、
(2.5+1)×300日=1050時間

1050時間で、スポーツの一芸を習得できそうです。

最後に

どうやら、周りが見て「一芸」を身につけたように見えるレベルになるには、
おおよそ1000時間かけることが基準となりそうです。

1000時間ほど正しい練習、トレーニングを積めば、ある程度形になるものだという基準ができると、
何かを始める時に、見通しが立てやすいのではないかと思います。

みなさんも、何かを始める際には、すぐに諦めるのではなく、1000時間は頑張ってみるということを心がけてみてはいかがでしょうか?

最後までご精読ありがとうございました!

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