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2024年4月29日(月・祝)@オペレーション


ナイスガイ中国人留学生

新学期も始まり、あっという間に1カ月が過ぎた4月末。
変わり映えのしない日常だが、私の研究室にも数名の新入生が入学している。
3月末にインド人留学生が博士論文を完成させ、無事学位を取得し、インドへ帰国したのだが、入れ替わりで新たな留学生(博士課程)が中国からやってきた。
ビザ取得の関係で入国が遅れたのだが、4月下旬、ようやく大阪へやってきた。
留学生を受け入れることになる経緯はいろいろとあるのだが、彼の場合は以下の通り。
1) 本人の興味の研究テーマが私の研究テーマの1つと合致し、問い合わせのメールを受け取った。5月頃。
2)何度かメールのやり取りをした後、オンラインで面談することにし、「入学したいなら、このくらいまではやって欲しい」的な課題を課す。6月頃。
3)課した課題をある程度クリア。11月頃。
4)入試(オンライン)を受け、無事合格。2月。
外国人(特に、中国や東南アジア)から「修士課程で入学したい」という問い合わせは、頻繁に受ける。
平均すると、月1回程度はあるだろうか。
その手のメールは、基本、無視。
彼ら・彼女らは、不特定多数にメールを送っていて、私の研究テーマを一切見ていない。
メールの宛名に、私の名前すら書かない人もいる。
それに付き合うほど、私も暇ではない。
しかし今回の彼の場合、私の研究テーマにも合致していたし、丁寧なメールを送ってきてくれたので、とりあえず相手をしてみたのだ。
“中国人”にもいろいろいるのだが、彼は、良さそう。
しかも、学部は中国の大学だが、修士はドイツの大学に進んでおり、その意欲的な姿勢も好印象。
課題もクリアしてくれたし、これなら学位論文まで辿り着けるだろう、と思い、受け入れを決意。
その後のやり取りも丁寧。一番驚いたのは、入試の手続き。
募集要項(日本語で記載)を彼に送り、「○月〇日までに書類揃えといてね~」と雑にふると、キッチリ準備してきたのである。
・・・逆だとどうだろう。中国語、あるいはドイツ語のみで書かれた入試の募集要項を渡され、キッチリ書類を要出来るだろうか。
いや、やるけど、何の質問もせずに自力で準備できたかどうか・・・と問われると、その自信は、正直私にはない。
しかし、彼はキッチリやってきた。

そんな彼が無事来日。4月に入って、初対面となった。
Zoom越しには会ってはいたが、実物はなかなかのナイスガイだ。

今後の成長に期待したい。

そんな4月末。GWの最初の3連休の3日目、29日の祝日。定例会への参加を決める。
人数が集まっていたフィールドを探し、参加したのが

オペレーション

である。
今回は、いつもの仲間ともう1人加わり、4人での参加。

そろそろ複数回のフラッグゲットを成し遂げたい。

準備は万端。いざ、第1ゲームへ。

UABっぽい構えを意識するも、どこかぎこちない。

今回は、黄色チーム。

午前中はパッとせず

表は、奥スタート。裏は、手前スタート。
第1ゲームは、復活ありのフラッグ戦。

フィールドマップ。今日も上側のブッシュエリアをひたすら攻める。

相変わらずスタートダッシュで前線を押し上げ、ブッシュ側を攻めあがる。
仲間4人でラインを築き、橋手前まであがるも、橋を渡った先にフラッグ付近を守る敵にやられた。
復活ありで制限時間が10分だと、難しい…。
裏は手前スタート。やはりブッシュ側をあがっていく。
結局、押し上げて行った先に待ち構える敵にやられたのだが、個人的に良いプレーが出たので残しておきたい。
スタートダッシュでブッシュに潜り、約30メートル先に敵を発見。こちらには気づいていない。
そこをゆっくり匍匐で上がり、確実に倒せそうな場所までバレずに進むことが出来た。
そして、足元から敵を狙い、ヒットをとる。

奥のネット際に見えるターポリンの裏に敵を発見。こちらには気づいていない。
うまくブッシュに潜り、ジリジリ匍匐であがっていく。
このあたりまでばれずにあがっていくことができた。このターポリン、足元がスカスカで、狙えるようになっている。1発では当てられなかったが、なんとかヒットがとれた。

今日は全体的に、相手にばれずに匍匐がうまくできた気がする。
相手の心理を読み、どう動けばばれずに匍匐できるか、それがうまくハマった気がする。
今後も継続していきたい。

第1ゲームは、結局両方引き分けに終わる。

第2ゲームは、殲滅戦。復活なし。
表は、結局自分が相手フラッグ付近まで上がり、敵に囲まれてしまい、やられてしまった。
何人かヒットは取れたのだが、奮闘奮わず、黄色チームの負け。
裏は、逆に自陣フラッグ付近でヒヨっていると、うまく守り切ることが出来、ギリギリで黄色チームの勝利。

第2ゲームも、引き分け・・・か。

第3ゲームは、フラッグ戦。復活なし。
このゲーム、表も裏も負けてしまった。
どうやら、赤チームにCQBの猛者がいるようで、CQB側は敵に圧倒されているようである。


午後はどうなるか。

ダブルフラッグ戦!!

第4ゲームは、ドミネーション戦。5カ所にポリタンクを奪い合うゲーム。
ブッシュ側に3つ配置されているため、その3つを奪い合うことにした。
表は、なんとか3つとも黄色がゲット。そして、3対2で勝利。
裏は、3つ中2つ奪われ、結局1対4で敗北。

ドミネーション戦は引き分けるも、なんだか赤に圧倒されている気がする・・・。

しかし!



第5ゲームは、ダブルフラッグ戦。
制限時間が15分に伸びる。ルールはその名の通り、相手チームのフラッグ2つをゲットできれば勝ち。
復活は2回まで可能。しかし、相手に1つ目のフラッグをゲットされた瞬間から、復活が出来なくなる。
いかに早く最初のフラッグをゲットすることができるかがカギだ。たぶん。

表は奥スタート。手前の2つのフラッグを目指す。
相変わらずブッシュ側を上がり、まずは橋側のフラッグを目指す。

ダブルフラッグ戦のフラッグ位置。表は、赤点2つのフラッグを目指す。

スタートダッシュ後、味方5,6人で橋30メートルほど手前を固めた。
味方が少しずつ敵を削りながら、CQB側からの射線もケアしつつ、私はブッシュに潜って匍匐でゆっくり前へあがっていく。

このあたりのブッシュに潜り、匍匐でバレない様に前進する。写真左奥に橋がかすかに見える。

すると、仲間の1人が、橋前から狙ってくる敵に撃ち込み、ヒットをとる。
ナイス!

仲間が、このターポリンの裏あたりに潜む敵を倒してくれた。
奥には橋が見える。もうこの先には敵はいなさそう。

それをきっかけに、一気に前進することにする。
後ろにはまだ味方がたくさんいるし、自分も2回復活できる。
先陣を切ってリスクを負い、橋を渡る。
復活しに戻る敵を追い越し、自分が先にフラッグへ辿り着いた。
(敵がゆっくりフラッグに戻ってくれていたおかげで、その敵は復活できなくなるのだ。)
そして、最初のフラッグをゲット!

図のような進路を取り、最初のフラッグをゲット。スタートダッシュで、ライン辺りまで進み、
そこから味方が少しずつ削ってくれて、自分は匍匐で前進し、橋を渡ってフラッグへ到達。
いつも思うのだが、この橋、スカスカで渡るのはかなりのリスクだ。
しかし、リスクを負って前進することで道が拓かれる。
灰色のターポリンの左側にフラッグ。あと少し!
最初のフラッグゲット!!!

フラッグゲットしたのが、8分経過した頃だったろうか。
復活するために帰ってくる敵がいたのだが、その人たちは復活できないという訳だ。
自分、ナイス!

そして、もう1つのフラッグを目指す。CQBゾーンの端にある。
数で押し切れば良い。どんどん前へ出よう。
フィールドの壁際を進み、CQBエリアに潜む敵と対峙。
すると、予期せぬ方向から撃たれてしまった。まぁ、しょうがない。
一度復活し、同じエリアまで戻ると、私がやられた敵は味方が倒してくれたようだ。
よし、もういっちょフラッグとるか!
やられてもいいや、と思い、ダッシュでフラッグを目指す。
そして、ボタンをプッシュ!と同時に撃たれた!
けど、もう押しちゃった・・・結局フラッグゲットが有効となった。

図のような進路でもう1つのフラッグをゲット。×印あたりで一度やられるも、同じ地点に戻り、ダッシュでボタンを押した。
この写真の奥にフラッグがある。
あと少し!
よっしゃ!

ダブルフラッグ戦、2つともフラッグゲットに成功。

楽しい!!!!!


裏。表の逆の進路で、まずは奥のフラッグを狙い、その後、CQB側のフラッグを目指す作戦だ。
同様に、スタートダッシュでラインを築き、前進する。
味方に援護してもらいながら、匍匐でじっくり前進する。
そして、ネット際のターポリンまで辿り着く。
第1ゲームで足元から敵を撃った場所だ。
今回は、そこには敵がいない様子。
ターポリンを下からくぐり、様子を窺う。
仲間の1人もすぐ後ろからついてきてくれている。

図のような進路をとる。スタートダッシュで味方とラインを築き、ゆっくり匍匐で前進し、
ネット際ターポリンまで辿り着く。
スタートダッシュでこの辺りに位置取る。その後、ジワジワ前へ出る。
この辺りを匍匐で進み、右奥に見えるネット際ターポリンまで辿り着く。

フラッグまで、あと約30メートル。
よし、表ゲーム同様、自分がリスクを負って前へ出るか。

この辺りまで辿り着くと、奥に敵を発見。右奥に進めばすぐフラッグがある。

対峙した敵をなんとか倒すも、その敵はすぐ復活。
にっちもさっちもいかないが・・・敵がフラッグ裏のターポリンまで下がって隠れている様子。
牽制しながら前へ出て、相手が顔を出せないようにする。
そして、フラッグに辿り着き、フラッグゲット!

敵は、ドラム缶すぐ後ろに隠れている様子。そのターポリンめがけて撃ち続け、顔を出せないようにして、そのままフラッグゲット!
やったぜ!!!

その後、その敵をなんとか倒し、もう1つのフラッグを目指すことに。
するとその直後に、相手チームも1つ目のフラッグをゲットした旨のアナウンスが流れた。

・・・急がねば。

味方のあがりを待ちつつも、自分でぐいぐいネット際を上がることにした。
すると、敵と対峙することなくフラッグまで辿り着いてしまった。

ネット際をぐいぐい上がる。
誰とも出会うことなく、フラッグまで辿り着く。

そして、フラッグゲット!!!
トップ画像は、その直後に仲間に撮ってもらった写真だ。


実は、表ゲーム終了後、
「今回は、フラッグ1.5回分くらいあるっしょ!」
みたいな話になっていた。
ダブルフラッグ戦の表裏、4つともゲット。
3回分のフラッグゲットとしたい。


第6ゲームは、復活ありの殲滅戦。
1勝1敗に終わる。
最後に表ゲームだけ殲滅戦をするも、黄色チームが惨敗。

結果、赤と黄色で互角の勝敗で終えた、といった感じであろうか。

ダブルフラッグ戦で4つともフラッグを取れたので、もう、大満足である。

ゾンビ報告について思うこと

ということで、今回は3回のフラッグゲットに成功(ということにしたい)。
フラッグ奪取率は

53/50 = 1.06

に更新。
よくみると、今回が記念すべき50回目の定例会だったのだ。
そうか、もうそんなに参加したか…。なんだか感慨深い。
100回目には、フラッグ奪取率をどこまで伸ばせるだろうか。
今後も精進したい。

ところで、午後のゲームのインターバル中、スタッフから
「ゾンビ報告があがってます。」
「今一度、ヒット判定厳しくお願いします。」
というアナウンスがあった。
さらに、ゲームスタート直前のスタート地点でもスタッフから再度アナウンスがあった。
よほど深刻なのだろうか。
特定の個人で、その個人が特定されているのであれば、その個人にアナウンスすれば良い。
もしかすると、それも行った上での全体への注意喚起だったのかもしれない。

定例会においてよくあるアナウンスではあるが、私自身、スタッフにゾンビ報告をしたことはない。
もちろん、名指しで注意されたこともない。
ただやはり、ある程度サバゲーをやっていると「あの人当たってるっぽいけどな~」と思うことは、正直、たまにある。
そのときに常に思うのは、「当たっているのにゾンビしてやがる!」ではなく、「本当は当たっていない」もしくは「相手が気付けるような当て方をしていない」ということだ。
つまり、原因は常に自分にあると考えるようにしている。
理由はいろいろあるが、一番は、相手のせいにできるほどの技量が自分にはないと思うからである。
遠くに敵を見つけてなんとなく撃ち込むのではなく、確実に当てられる(≒気付いてもらえる)場所まで近づいて、撃つ。
それが出来ていない限り、私がゾンビ報告をすることは、おそらくない。
(10メートル以内まで近づいて撃ち込んで無視されたら、それはさすがに報告するだろうが…それはさすがにないだろう。)
ヒット判定は、自己申告。審判は、いない。
そんな“ふわっとしたルール”の上に成り立つサバゲーにおいて、ゾンビ行為はそのルールを根底から覆すものであり、決してあってはならない。
自分も、撃たれた弾は全部気付けるよう心掛けてはいるが、今一度気を引き締めて、今後も定例会に臨みたい。

一方で仕事の方はというと、去年の今頃同様、学生たちの学振の評価書地獄に見舞われている。
(詳細は、過去の記事

の最初の章を参照されたい。)
今回は、5人。20,000字。
だが、去年の経験もあったし、もちろん使いまわすし、なんだか気分的には、去年よりだいぶましだ。
おおよその原稿はGW後半の4連休前には終わらせた。GW明けに仕上げて、完成だ。

次回のサバゲーは、5/3(金)の予定。週に2回、しかも、両日とも本来は平日だ。なんだか得した気分である。


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