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どうせ煙にまかれる程度のはなし

写真撮影 Asato photo

 これはちょっとした試算だが、仮に私(=阿呆)が一ヶ月に吸うタバコの量を平均して29箱(580本)だとして、値上げ前の令和3年8月末現在のアメリカン・スピリットの価格570円/箱で試算した場合、月間、阿呆の喫煙に消える単純コストは月間16,530円。これに付随する、例えば煙のお供に小便へと流れ出る余剰水分が仮に(あくまで仮に)タバコ3本あたり185ml、要は昔ながらの缶コーヒー一本だとした場合、大手流通のOEMなんかで安く見積もって30円/本。月間本数から割り出すと余剰水分コストは約5,790円。ここまでのコストを単純に足すと、月間22,320円となる。

 ここからは極めて個人的な事情の話になるが、阿呆の場合、月内に一本以上喫煙した場合に、役員を務める法人からの役員報酬から自動的に家庭に源泉徴収される金額が15,000円/月。(※家庭に入れる金額ではなく、禁煙しない場合の嫁幕府へ収める阿呆税である。)仮に禁煙した場合、この源泉タバコ徴収額は半分の7,500円減額され、その名を健康歓喜税に変える。要は阿呆が禁煙することで阿呆の個人の懐に与える経済効果は7,500円ということ。これを先の金額と合算すると、阿呆が禁煙に成功し、元阿呆に成り上がることで得られる経済効果の総額は29,820円。

この額は、

 例えば現状最速と言われるWi-Fi、nuro(約5,000円)と、電気代月間10,000円程度の事務所維持コストの2拠点分、もしくは2ヶ月分に相当する。

 例えば、検討中の地方都市の中心街にたたずむテナントの家賃は44,000円。このおおよそ7割に相当する。テナントは時に利益を生み、火災でもない限り煙には消えない点が阿呆ではない。

 例えば180万円の高級家電を5年(60回)均等払いし、金利手数料をジャパネットが負担した場合の返済月額とほぼ同じ。さらに喫煙を続けた場合、どうせ阿呆だから死ぬまで吸うのだから、これと同等の消費習慣を5年に一度の割合で維持できることになる。

なんだか勇気が湧いてきたぞ。
やっぱり阿呆なのか

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