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2021年の振り返り

今年は自著が商業作品となりいわゆる作家デビューを果たすなどした驚きの一年でした。まさか自分がという思いがまだまだ抜けませんが、せっかくなので今年一年出た本をまとめてみたいと思います。

5月

「お荷物と呼ばれた転生姫は召喚勇者に恋をして聖女になりました」(角川ビーンズ文庫/illustration:南々瀬なつ先生)

「異世界転生して魔女になったのでスローライフを送りたいのに魔王が逃がしてくれません」(カドカワBOOKS/illustration:カワグチ先生)

「異世界転生して魔女になったのでスローライフを送りたいのに魔王が逃がしてくれません①」(裏少年サンデーコミックス/作画:カワグチ先生)

こちらは両作ともにpixivで開催された「第2回異世界転移転生原作コンテスト」に参加した作品になります。2作ともに一次審査を通過後、お荷物~が優秀賞をいただきました。処女作でもある魔女の方は選外ではあったのですが、作品のテンションが面白いといっていただきこちらも書籍化とコミカライズをしていただけることになった奇跡のような作品になります。コミカライズはマンガワンでまだまだ連載中です。

6月

「廃棄巫女の私が聖女⁉ でも騎士様に溺愛されているので、教会には戻れません! 上下」(PASH!!ブックス/illustration:春が野かおる先生)

上下巻同時発売という形で世に出していただいた思い出深い作品です。そもそもは「最近、聖女モノが流行してますね……あと溺愛。よし、掛け合わせるか」という発想から突発的に連載を始めた作品。投稿作から書籍化しませんか?と声をかけていただいた初めての作品です。

7月

「転生令嬢は腹黒騎士に攻略される 美形騎士様の誘惑から逃げられません!」(ルキア/illustration:蜂不二子先生)

第4回ムーンドロップス恋愛小説大賞で入賞作に選んでいただいた作品が電子書籍として刊行されました。本当に素敵で可愛い表紙を付けていただいて感無量です。ティーンズラブ作品として初めて書いたものだったので、視点があちこちなっていたりと未熟かつ荒が多い投稿作だったものを編集さんのお力でまとめることができたと思います。またこちらの作品のスピンオフである「悪役令嬢は暗殺者を誘惑する」が白泉社の漫画アプリ「マンガpark」にてせんりょう静先生の作画でコミカライズ連載中です。めちゃくちゃ素敵な漫画になってるのでみんな読んでほしい。

10月

「贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる」 (ノーチェブックス/Illustration:堤先生)

まあもう本当にすごい装丁を作っていただいたなという感動しかない今作。自分でもこれまでも執筆もろもろの経験を生かして本当に最初から最後まで楽しくどっしりと書くことができた物語になります。いわゆる「ドアマット」と呼ばれるヒロインの立場に説得力を持たせ、どういう形で幸せにしていくかという部分に心血を注ぎました。不幸な時間があった分、番外編で描くことができる幸せな時間が楽しくてたまらなかったです。

11月

「お荷物と呼ばれた転生姫は召喚勇者に恋をして聖女になりました①」(裏少年サンデーコミックス/作画:南々瀬なつ先生)

「異世界転生して魔女になったのでスローライフを送りたいのに魔王が逃がしてくれません②」(裏少年サンデーコミックス/作画:カワグチ先生)

コミックスが2冊!お荷物~は南々瀬先生の素敵作画のおかげで、初の重版作品となりました。だってきれいで可愛いんだ主役の二人が本当に!!!!魔女もご好評いただいたおかげで続刊となり、現在書籍で発売されているお話の「その後」を原作書き下ろしという形で連載中になっております。また第2回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞で銀賞を受賞させていただいた月でもあります。驚きしかない。

総括

書籍としては5冊。電子書籍で1冊。コミックス3冊。デビューからの8ヶ月間で頑張ったな~としみじみ。ありがたいことに来年もいくつかお仕事の予定が入っておまして、いろいろと報告ができればいいなと思っております。

とりあえず商業化が確定しているのは以下のタイトルになります。

「まだ間に合う!明日処刑される悪役令嬢ですがスチル回収だけはさせてください!」

「宰相閣下の溺愛に雇われ妻は気づかない」(受賞作)

「喧嘩ばかりだった婚約者がいきなり溺愛してきます」

そのほかにもちょこちょこお仕事のお声かけをいただいているので、よい形でお知らせができるように努力したいと思います。また新規のお仕事は2022年夏以降で着手できるかと思いますので、お気軽にお問い合わせください→メールフォーム

今年は本当にお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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