見出し画像

ファーストキャリア向け:とりあえずこれは読んだらいいよ6冊

私、いわゆる自己啓発本とかビジネス本を読むのが趣味で、めちゃくちゃ読むんですよ。人がSNSでおススメしてるの見たら、我慢できなくて、すぐ買って読みます。そんな私がお薦めする、ファーストキャリアの方々向けの「これだけは、とりあえず読んだらいいよ!」な本6冊を上げてみました!
(7月28日追記:なんかうっかり大切な1冊を忘れてました!)

結果、めちゃくちゃオーソドックスなセレクションになった感もあるけど、忙しい中読むんだったらど真ん中いったほうがいい!と開き直りました。

はい、王道中の王道がきました、『嫌われる勇気』です。他人から嫌われたくない、周りからどう思われているかを常に考えてしまう、他人の評価が気になってしょうがない…そんな人はまずこれを読んでください。

フロイト、ユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」、アルフレッド・アドラーの思想を、対話形式でわかりやすく教えてくれます。

「他人があなたのことをどう思うか」―それは他人の課題であって、あなたの課題ではない!この課題の分離から「嫌われる勇気」(というより他人の評価を自分の課題から切り離す姿勢)が始まるんですね~。

『エッセンシャル思考』は、私が尊敬する起業家の方がFacebookでおススメしていて、即買って読みました。日本語タイトルがよくないと評判(?)ですが、原題は『Essentialism』(本質主義)です。いろいろやっている割に、実績として残ってない人、あんまりパッとしない人は「非エッセンシャル」なんです。

周囲に振り回され、むやみやたらに手を出すのではなく「本質」にのみ向き合うこと。このシンプルさ!ファーストキャリアの方は、とくに仕事以外でもいろいろ声をかけられたら、無償でもなんでもかんでも手を出しがちなので、だからこそ、この本を早いうちに手に取ってほしいなぁと思います。本質的じゃないものはやらなくていいんですよ。

『SINGLE TASK』これも、マジで一刻も早く読んでくれ!周囲に仕事バリバリこなす優秀な人がいると「あああ~、私も時間効率を上げるためにマルチタスクでやらなきゃぁぁ」と思ってませんか?


この本ははっきりと教えてくれます。マルチタスクは、集中力を奪い、ストレスをあげ、生産性を低下させ、記憶の定着を妨げるのだと…。そして、一般的に考えられている「マルチタスク」とは、しょせん「シングルタスク」を高速で切り替えているだけなのだと…。

であれば「シングルタスク」を極めた方が結局効率よく、心理的にも落ち着いて、集中できるということなのですが、詳しくは本を読んでくれ。

すいません、『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』この1冊も大切なのになぜか脳からスコッと抜けておりました…。学生までは、言ってしまえば「気の合わない人と一緒にいる必要はない」ですし、先生と気が合わなかったとしても、単位が取れてしまえばそれで関係性も終わりだったりしますが、社会人になれば、組織の中の同僚や上司、関係性の深い取引先の人、気が合わなくても、分かり合えなくても、一緒に働かなくてはいけなかったりするわけです。

どうしても理解できない相手をどう理解すればいいのか、対話を続ければいいのか、この本は相手の「ナラティヴ」に入り込み、新しい関係性を構築するという方法を教えてくれます。

著者がご自身のお子さんに向けて書いている語り口で、サブタイトルにある通り「働くことの本質」がかかれています。ファーストキャリアでなくとも、得るものがたくさんある本だと思います。

「これから自分ひとり、この身を武器に、この得体も知れない社会の中で生きていなきゃいけないのか…!」ということ(ある種の絶望感)を、学生という肩書がなくなり、いきなり身一つで社会に放り出されてはじめて実感した人も多いのではないでしょうか。私もそうでした。

私もよく「自分軸」という言葉を使いますが、なぜ社会に出て「自分軸」が大切なのか、そこをしっかり納得させてくれるような本だと思います。

最後に『サードドア』です。どんな有名人にも必ず「最初の一歩」があって、その一歩を、勇気を振り絞らなかったら、周囲の反対で諦めていたら、どうせ自分なんかできないと思いこんでいたら、「持っている人」しかチャンスは来ないと真剣に向き合わなかったら、今の「その人」はないわけです。とにかく自分を信じ、自分の未来を信じ、行動し続ける人だけが見つけられる「第3のドア」。

失敗から学び、そこから次の挑戦へとつなげる著者のタフさもすごい…。諦めない限り、失敗は成功のための「過程」でしかない、そのことを様々な著名人へのインタビューと著者自身の実体験から教えてくれる本です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?