4月になった。

今年は私も転機の年度となった。自分に関わる人事発令が出たのだ。
一応吉報で、何人かにお祝いの言葉を貰った。

思い出せばだが、新卒で社会人スタートを失敗した自分にとって、4月は苦手な月である。試用から本採用に切り替わる6月は更に辛い。夏の賞与も、お盆も10月の内定式のニュースも辛い。冬の賞与でクリティカル。働けない年末年始でとどめである。社会人としてつまづくと、年中辛いとしか言いようがない。

2年前から昨年にかけて給与について何度か触れた事はあると思う。

過去に職場で給与交渉をして上手くいった試しはないので、膨大な仕事の合間に給与明細を見て、休みに寝込んでしまうこと数十回。
そして昨年夏、この手取りで、今の業務レベルの内容を提供してはいけないという結論に至った。

お盆前、給与明細を持参して上司と面談を申し込む。環境は良好。続けたいからこその相談になる。どうなるか‥。
上層部からの返事は早かった。良い返事だった。
私が想像するより、急を要するものである事がわかり、力が抜けそうになる。
もっと早く言えば‥と思いつつ、私がかつての職場で浴びせられた数々の言葉を
思い出す。
あらゆる場面で、会社に相談してプラスに転じた事が無かったのだ。
仕方がない。ただ、考える時もある。

紹介は2回目。この作品を読み、ふと会社のことを考えると、もっと強気なっても良いような気がしたのだった。

追記
タイトルはこの数年実感したことである。何を持って低めで安定と定義するのは意見が分かれそうだが、私の場合はお金は大事だ。少なくても幸せだと一瞬も思わなかった。多分独身だからとか、家族と疎遠だからとかは関係ない。
シンプルやミニマルとかの考え方は何がしらの安定を経験した上で選択する生き方なのだと思う。

おまけ

ご本人の声が入っているのだが、すごい癒される。

本人近況。
セミダブルのベッドは手に入れた。
大きい冷蔵庫は欲しいので時々検索してしまう。
マンションの駐車場空いた。1番好きな色は赤だが、
青のミニバンいいな。