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初!アルプス登頂!初!山小屋ソロ泊!に感極まる〜燕岳〜

8年前膝痛であきらめた山のぼり。
夢だと思っていたアルプスにのぼれる日がくるなんて、つい最近まで考えられなかった。
強い想いはできる方法しか考えない頭をくれる。
こうして記録を書きながらも感極まってしまう。
おそらく燕岳にのぼったという記録に対しての感情よりも、ここまでくる道のりに喜びがつまっている。
そしてこれはゴールではなく、次の章のはじまりでもある。

燕岳は北アルプス(飛騨山脈)の南部東側に連なる常念山脈の北部に位置する。長野県の安曇野市と大町市にまたがっており、標高は2763m。
北アルプスの三大急登と呼ばれるが比較的のぼりやすく、北アルプスの入門編として大変人気の高い山である。
私が日本アルプスで最初に挑戦したい山はこの燕岳だった。


ー 燕岳アクセス

人気が高い=混む
これは当然である。「どうやっていくか」アクセスを考えた時間は驚くほど長かった。

<電車の場合>
新宿駅(電車)→松本駅(電車)→穂高駅(バス)→燕岳登山口
(おおよそ4時間)
暑いこの時期は乗り換えが大変かなと思うのと、到着が早くても10時なのでのぼりはじめるにはちょっと遅い。

<高速バスの場合>
竹橋→燕岳登山口(登山バス毎日アルペン号
直通なので楽だしいいかなと思ったけれど、23時に竹橋出発なのが早寝の私にはちょっとしんどい。

<車の場合>
中央自動車道から長野自動車道に入り、安曇野ICで高速道路をおり燕岳登山口までは新宿方面から3〜4時間ほど。
車の場合、休憩も自分のペースで取れるし、自宅まで車で帰れるのはやはり心地いいので、迷いに迷ったが今回も車で向かう決断をした。

問題は駐車場である。
中房温泉の燕岳登山口には市営の駐車場が3箇所ある。
・安曇野市営第一駐車場 65台 
・安曇野市営第二駐車場 45台
・安曇野市営第三駐車場 30台
第一第二駐車場は登山口まで徒歩10分程度、第三駐車場は徒歩15分ほどのよう。(Googleマップ調べ)
いずれかの駐車場に駐めるのがベストなのだが、ハイシーズンは駐車場が混みあいお天気がよいときは平日でも早朝から満車と聞く。
私がのぼった日は9月最初の金曜日。しかも天候のコンディションは最高であった。おそらく早朝でも満車であろうから、登山口付近の駐車場に駐めるには前日から車中泊か、夜中に到着するかいずれかであろうと思った。
ソロの私にとって、どちらも避けたい選択。できるだけ危険を伴わない判断をしたいので、近い駐車場はあきらめ、私が選んだのは穂高駐車場。(看板には穂高登山者用駐車場とあった)150台駐められる。
穂高駐車場は穂高駅から徒歩5分ほどで、穂高駅から登山口まではバスで1時間弱。予約は不要。この選択がベストだったと思う。理由は、
・満車の可能性は極めて低いので、車中泊や夜中到着などの必要がない
・山道を運転しなくて済む
・バスに乗っている間寝ていられる
・自分の運転する時間が1時間弱短くなる
穂高駐車場は安曇野市営駐車場と同様無料だが、バスは片道1500円かかる。
上記の理由を思えば、決して高くない金額だと思った。
ちなみに、安曇野市営駐車場までいき満車であったら穂高駐車場に向かう方法も考えたが、1時間近くかかる山道を往復するのは避けたいのと、山道は狭いのですれ違いがあるとかなり困難な場合がある。また、その時間があるなら寝ていたい。

熱く語るほどアクセスは考えたので、そこそこ詳しくなった。
アクセスについては燕山荘のwebページがわかりやすい。

ー 燕岳ルート

中房温泉の燕岳登山口からは、
・燕岳をのぼってピストンで日帰りする人
・燕岳をのぼって燕山荘に宿泊しピストンで下山する人
・燕岳から縦走する人
と、いろいろな山行があると思うが、私は
「燕岳をのぼって燕山荘に宿泊しピストンで下山する」という山行計画だ。

燕岳登山ルート

アップダウンはほぼなく、ゆるやかな道もあるにせよ行きはひたすらのぼる。YAMAPによると往復の標準コースタイム8時間10分、距離9.3km、のぼりの累積標高は1436mだ。

ー 一日目、燕岳登山口までの道のり

1:30ごろ自宅を出発。どんどん起きる時間も出発する時間も早くなる。
近くのコンビニで食料を調達しさあ出発!と思ったら、どうもコンタクトがおかしい。
間違いない、左右逆だ。
なぜ、家で気がつかなかったのだろうか。
しかたなく車内で付けかえを試みる。
左目が入ったと思ったら、今度は右目を落とす。
朝、いや夜中から悪戦苦闘の末、ようやく入れかえに成功。
結局コンビニを出発したのは2:00だった。

3時間の運転にはあまり疲れを感じないが、サービスエリアなどで必ず2回は休憩を取るようにしている。
4:50ごろ、朝焼けの空が美しい。運転中のため、ゆっくりみられないのが残念だったがこのときすでに大興奮。

5:20、穂高駐車場に到着。ガラガラかと思いきや、意外と駐車している車が多くてびっくりした。
6:40発のバス出発まであと1時間以上あるからゆっくりしてからいこうと思っていたら、登山者らしき人々が続々と出発するので、なんだかこちらもソワソワし足早にバス停へと向かった。
徒歩4分で穂高駅前のバス停に到着。すでに10人ほど前に並んでいた。

穂高駅

バスはマイクロバスのような小型のバスで20〜25人乗りくらい。2台スタンバイしていた。
6:30、バス待ちは長蛇の列。早く並んでいてよかった。
もう1台マイクロバスがあらわれた。ひとつ前の停留所からきたようで、すでに半分くらい席は埋まっていた。
スタンバイしていた2台は穂高発の臨時便のようだった。人数を数えては連絡をとっている。早朝からありがたい対応だ。
私は臨時便の最初のバスに乗り、全席着席したところで出発した。
立ちの人はいない。料金は車内で前払い制。
バスは山道なのでかなりゆれるけれど、睡魔はそんなものには負けない。
30分近く睡眠をとり、7:30燕岳登山口に到着した。
トイレは和式だったけれど水洗で、手を洗うところもあった。
さあ、いよいよ夢の山にのぼるぞ!

バスの停留所前。左奥の建物が登山口の出発地点だ
燕岳登山口

ー 燕岳に向けて山のぼりスタート

初めから急登と聞いていたとおり、確かにぐいぐいのぼる。

のぼりはじめは階段だった

けれど、道は整備されているし、激しい岩もなくのぼりやすいので、息はあがるがそれほどの疲労感はなかった。
写真も撮らずに夢中でのぼる。

登山口から30〜40分のぼる間隔でベンチが用意されている。
第一ベンチは荷物をおろさず水分休憩のみで先へ進む。

第一ベンチ
燕山荘まで4.5km

第二ベンチまでも同じような道がつづく。

石の道と木の根っこの道をのぼっていく

のぼっている人は多かったけれど立ち止まるほどの混雑ではなかった。
20分ほどで第二ベンチに到着。少しペースが早かったみたい。
荷物をおろして少し休憩をとった。

第二ベンチ。人でにぎわっていた。
燕山荘まで3.8km
近くのJAで購入したこの梅がおいしくて。
山のぼりの必需品になりそう〜。

第二ベンチのあとは少しゆるやかな道もありつつのぼっていく。

ゆるやかな道も多い

第三ベンチでは休まず先へ進むと少しずつ視界がひらけてきた。

ふと見える絶景に力をもらう
歩きやすくてきれいな道

4つ目のベンチは富士見ベンチ。
疲れてきたのと、朝食は3時ごろサンドイッチを食べただけだったのでおなかも空いており、コンビニで購入したいなり寿司を食べ休憩をとった。

少し大きな岩もあったが、やはり歩きやすいので八ヶ岳よりも疲労感が少ない気がする。

岩が丸みを帯びていてなんだかかわいい。
花崗岩の特徴なのかな
看板にエールをもらう。ありがとうございます!

10:30、ようやくなのか意外とあっという間なのか、燕岳登山口から2時間50分で合戦小屋に到着した。

合戦小屋

合戦小屋ではスイカが名物なので、多くの人がスイカを食べていた。
私はスイカではなく梅と塩タブレットを補給し、いよいよラストスパートに向けてGO!!
合戦小屋から燕山荘まではあと1時間だ

後半は比較的なだらかな道も多かったけれど、標高があがったせいか息もあがりやすく、とにかくゆっくり進んだ。だんだんとしんどくなる。

合戦小屋から5〜6分で合戦沢の頭に到着。
みえた!
見あげると燕山荘と燕岳の姿が!

左に燕山荘、右に燕岳

そして憧れの槍ヶ岳も遠くにみえた!

槍ヶ岳のとんがりが顔をだす

しんどかったけれど、てっぺんへの期待がどんどんふくらむ。
緩急のある道をひたすらのぼる

ゆるやかだったり
唯一の鎖。危険な感じはない

合戦沢の頭から30分ほどのぼると最後のベンチがあった。
燕山荘がさらに大きく近づいてきた。

最後のベンチから燕山荘を眺める
ナナカマドの赤い実が色鮮やかに広がっていた
燕山荘の下にはお花がたくさん咲いていた
太陽をいっぱい浴びて輝いている
下からでもまぶしい燕山荘

そして、ついに、、、

燕山荘と燕岳の分岐点

11:45、燕山荘に到着!!この美しい山小屋をやっとこの目でみることができた。

燕山荘

燕岳のてっぺんじゃないのに、すっかり感動してしまっている。
すぐにでも燕岳のてっぺんにいきたかったが、荷物を置きたかったのでまずはチェックイン。
私のお部屋は新館の3階らしい。ここで3階はちょっとしんどい。。
多くのお客さんでにぎわっているのに、ひとり一人丁寧な対応に心があたたまる。

新館の3階にのぼる階段

私は一般室だが、おとなりさんとはカーテンで仕切れるので、プライベートは保たれた。
燕山荘は650人宿泊できるそうだが、コロナ以降は半分にしているとか。
この仕切りも前はなかったのかなあ。

私が泊まった一般室

ザックを置き小ぶりのザックに貴重品や水分をつめかえ、腰にはカメラをぶらさげて燕岳てっぺんへ!

ー 燕山荘から燕岳てっぺんへ

燕岳

白く輝く花崗岩と砂れき、そしてハイマツの緑が生みだすコントラストは、圧倒的な存在感をかもしだしている。
「なんて美しい山なんだろう」
どんなに素晴らしい動画も、目の前でみている感動にかなうものはない。

背中も軽くなり心は踊り、これまでの疲労は一気に吹き飛び軽快に飛びだしていく。
燕岳は奇岩が多く、てっぺんに向かう道は立ち止まってばかり。

有名なイルカ岩
振り返ると燕山荘がそびえ立つ
美しすぎる白の道
ここにもあった!積まれ石
てっぺんに近づく
ここをのぼるわけではない

最後ののぼりは見どころたくさんで愉しくてしかたがない。
通常は燕山荘から30分ほどでてっぺんにたどり着くようだが、写真を撮り撮り景色に見惚れてなかなか進まず50分くらいかけてここまできた。
そして、天空へとつながる階段をのぼった先には、、、

天空への階段

念願の燕岳てっぺんだ!

燕岳てっぺん

360度のパノラマビューだ〜!!

奥に妙高山など新潟の山が見えている
奥に剱岳や立山もくっきりと!
どれがどれだかわからないけど迫力がすごい!
てっぺんからも槍ヶ岳(これだけはちゃんとわかる)がバッチリ見えている

どこを振り返っても山が遠くまでみえたのは初めて!
日本の雄大な山脈を肌で感じる。
燕山荘から大天井岳までの稜線もしっかりみえる。
いつかここを通って大天井岳まで縦走したい!

燕山荘から大天井岳への稜線

てっぺんの岩に腰かけ、ぼーっと眺めては写真を撮り、写真を撮っては余韻にひたり、そうしてゆるやかにときは流れていく。
行動食に持っていった無印良品のお気に入りレモンケーキをペロリと食べ、あがってくる人が増えてきたので、30分ほどゆっくり過ごしたてっぺんをあとにし燕山荘へと戻ることにした。

太陽がひときわ強い光を放つ
まるで白浜の海岸のよう
テント場(予約制)
畦地梅太郎氏作「山男」の石像

14:00、夕食は16:30なのでまだまだ時間がある。
まずはお部屋に戻ってゆっくり疲れを取ることにした。
山では人懐っこい私も、たくさんの人でにぎわう燕山荘では人見知りが発動。なかなか誰かとお話するタイミングがない。
こういうとき、ひとりはちょっと寂しいな。

16:30、待ちにまった夕食の時間。テーブルにずらりと並んでいる。
駐車場に車を駐めるかのごとく、奥からつめて案内される。
まるで夏合宿にきているみたい。
夕食メニューはハンバーグと焼き魚のプレート、煮物、味噌汁、ごはん、杏仁豆腐。みんな無言でもりもり食べる。

夕食

山小屋でこれだけの種類の夕食をいただけるとはありがたい。
おいしくてあっという間に完食した。
ごちそうさまでした!

ー サンセットを眺める至福のとき

17:00ごろ、サンセットをみたくてカメラをぶらさげ外にでる。
夜は寒いとわかっていたので、フリースにダウンに着こむ着こむ。
日の入りはまだまだ先だけれど、のんびり座って贅沢に雄大な景色を堪能していた。すると、
「おひとりですか?」
と、おそらく歳のころは近いであろう女性がとなりに腰かけ声をかけてくれた。待ってました〜!といわんばかりに、
「はい!」とからだは完全に左向き。
もう、それからは獲物をとらえた肉食獣のごとく喰らいつく。
いや、愉しく会話がはずんだ。
ご夫婦でのぼられているようで、定番の”どこにのぼったトーク”から、のぼっている間に出逢った人の話や、鍛えている話、ついでは筋肉の話までつきることはない。

そうしているうちに少しずつ日は傾きはじめ、幻想的な時間がやってきた。

17:20 雲が近づいてきた
17:44 滝雲なって少しずつ降りてくる
17:45 ほんのりピンク色に染まる燕岳
18:13 太陽は雲に隠れてしまったが、槍ヶ岳の後ろは紅く染まっていた

すっかり寒くなり集まっていた人たちも徐々に部屋に戻りはじめる。
私も、愉しい時間をくれたご夫婦に別れを告げ、いったん部屋に戻る。
この前日はブルームーン。雲もあるし星は無理だろうなと思いつつ、月を見に再び外へ。

19:23 月あかり

三脚を持ってきてはいないので手持ちだとどうしても絞りきれない。
星の時間は夢の中であろうと、月を愉しみ今日を終えることにした。

ー 二日目の朝

4時過ぎ、周りが活動をはじめた音で目がさめた。
どうにもインナーシーツに慣れず寝苦しくて夜中に何度も目ざめてしまい、ちょっと眠かった。
それでも夜明け前の空に逢いたくて、サッと準備をして外にでた。
暑さに慣れたからだにひんやりとした空気は、ひときわ寒さを感じさせる。

宵の明星

山に泊まる理由はこれだ。
静まりかえった夜明け前の空は、自分をあるべき場所に連れていってくれる。

4:50、朝食。いつも朝からもりもり食べる私にとって、早朝からたっぷりの朝食はむしろありがたい。

山小屋の朝食とは思えないほどの種類

朝食をいただきながら、窓からみえる空が刻々と変わるグラデーションにいてもたってもいられない。テーブルで一番早く食べ終え外にでた。

赤紫に姿を変える雲
山々も浮かびあがってくる
遠慮気味な月
日の出と人
槍ヶ岳もライトアップされている
めざめた草木は心なしか上を向いているよう

サンセットからサンライズ。
特別な日である必要はなく、ただ、めぐる”刻”をありがたいと思う。

昨晩、アミノバイタルをのんだおかげか疲れはほとんどない。
もちろん筋力も体力もアップしているのは間違いないが、サポートタイツやトレッキングポールの力も大きい気がする。

二日目は下山だけ。
帰りのバスの時間は朝一番が9時で次が10:50。
慌てて帰ることもなかろうと、10:50をめざすとしてまだ時間がある。
せっかくだから大天井岳に向かい、ちょっとだけお散歩をした。いつかの縦走を夢にみながら、つづく稜線に想いをはせた。
燕山荘に戻ると10分程度しか歩いていなかったので、今度は燕岳の近くまでお散歩をした。

女王の名にふさわしいたたずまい
雲海
燕岳から燕山荘の道は何度歩いても気持ちがいい
背伸びする草木たち

6:20、燕岳をたっぷり満喫し、いよいよ出発だ!

ー 燕岳下山へ

最初は雲海に魅せられ立ちどまっては写真を撮りゆっくりおりていたが、樹林帯に入ってからはサクサクおりる。
いつも下山はローペースなのに、どうも元気で足どりも軽い。
涼しいせいもあるのだろうか。

ほんのり秋を感じる

徐々にスピードは加速され、途中で「もしかしたら9時のバスに間に合うんじゃない?」と血迷い、走るほどのスピードで駆けおりていった。
が、現実は甘くない。
第二ベンチに到着したとき、バスまで25分しかなかったので無理だと理解しスピードをゆるめ、最後はいつものペースで下山した。
土曜で天気もよかったため、すれ違いも多かった。

第一ベンチから登山口までが燕岳登山道の中で一番勾配が厳しい気がする。くだっていてそう感じた。
第一ベンチからはすれ違いもほとんどなく、静かな登山道だった。

9:30ごろ下山。

中房温泉湯原の湯

バスまで1時間以上ある。まずはトイレを済ませて、中房温泉湯原の湯で温泉には入らず、ソフトクリームを食べた。
下山後のソフトクリームほど美味しいものはない!

下山後のご褒美

それにしてもいつも下山後はヘロヘロなのにかなり元気。多少の疲れはあるもののまだいける。これならアルプス縦走も夢じゃない!

10:50、帰りのバスは1台で大きなバスだった。行きと同様、30分ほど熟睡し帰りの運転に備えた。

ー 山行を終えて

夢だったアルプスにはじめてのぼり、初めてひとりで小屋泊をした。
私にとってこの事実はとても大きい。
「ひとりでのぼるの怖くないの?」
と、よく聞かれる。怖くないといったら嘘になるし、むしろ怖いという気持ちは持っていなければいけないと思う。
大切なのは準備。怖いからこそ情報も用具も、保険や地図もぬかりないようにする。そして決して無理はしない。
のぼりのときに、橋でのすれ違いで下山の方がゆずってくれた。
そのとき、谷側に避けたはずみでゆずってくださった方が転落しそうになった。運よく木に引っかかり、ことなきをえたが本当に怖かった。
「ゆずるときは山側に立つ」
そう、登山教室で教えられた。確かにその場は谷側が広くよけやすかったのでそちらによけてくださったと思う。
でも、ちょっとした隙に危険は潜んでいる。
これからも常に危険と隣りあわせである認識を持って、愉しい山のぼりをつづけていきたい。

さあ、次はどの山に呼ばれるかな〜?


<二日間>
距離:12.4km
累積標高(のぼり):1531m
タイム:初日6時間38分(休憩1時間24分含む)
    二日目3時間37分(休憩時間17分含む)




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