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1582年以前のホロスコープを出す際の注意点

こんにちは、まといです。

今回はなんというか、
ASC・冥王星・金星が蠍座でコンジャンクション女がお送りする、
ヲタみが強くニッチな記事です。

ちょっと星読みについて分かりやすく伝えることはできそうにないので、
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!という勢いのまま衝動に身を委ねて書き連ねていきます。
なんてったって備忘録だもの。

戦国武将のホロスコープを見てみよう

昨年末、何故だか無性に戦国武将のホロスコープが気になりはじめた。
まといは主にゲーム作品等の二次創作のキャラクター像から戦国武将をイメージすることが多いのだけれど、
そういったキャラクターの個性は、
実際の史実に基づく生年月日や星座の特性なんかも取り込まれているのだろうか?と。

若かりし頃のまといは戦国無双が大好きで、中でも伊達政宗推しだった。
好きなキャラクターの生年月日やプロフィールは一通り調べまくる蠍座金星女子でもあったので、
例に漏れず政宗についても調べ上げる時期があったのだが、
当時は「永禄10年8月3日生まれ」の表記をそのまま鵜呑みにして、
政宗は8月3日生まれの獅子座B型男子だ!と思い込んでいた。
(B型なのは当時何かの文献で調べて知ってた)

戦国無双の伊達政宗というと、
CV檜山修之氏から発せられる「馬鹿め!」の叫びが大変印象的なキャラクターで、
近い時期に放映していたガンダムSEEDのイザーク・ジュール(私の性癖を狂わせた推し四天王の一人)を彷彿とさせる、よく吠える系男子である。
ちなみにイザークも8月生まれの獅子座なので、
当時はキャラクター性にシンパシーを感じ、二人とも獅子座なの分かりみ〜と勝手に納得したりしていた。

ホロスコープ作成にあたり改めて政宗の生年月日を調べてみると、
永禄とは太陽太陰暦…すなわち旧暦で、現在の暦とは日付が異なることが判明。
今まで獅子座BOYだと思い込んでいた推しは、
Wikipedia情報によると、西暦では9月5日生まれの乙女座男子だった模様。
およそ20年越しの新事実に衝撃を受けつつも、
確かに政宗は一日のタイムスケジュールを煙草を吸う時間まで事細かに決めているような漢だったわ…と思い出し、腑に落ちた。
(これも当時調べた政宗情報)

で、早速ホロスコープを出してみた。

入力を間違えてないか心配で複数のサイトでホロスコープを出してみるタチなので、
「1567年9月5日」でホロスコープを出してみると、

①アストロゴールド
②無料ホロスコープサイトのもの


え待って、全然違う。何が起きている???
月星座が牡牛座・天秤座と大きく変わるし、天体の度数も違う…

他にもいくつか無料ホロスコープサイトでチャートを出してみたけど、基本的に②のチャートになる。
ネット上では②のチャート(月牡牛座)で政宗についての記事を書かれている人もいる…それなら②が正しいのか?
でもアストロゴールドではタイムゾーンが変わっているので、何らかの自動計算をしてくれている…??

え、生年月日を西暦に直すと1567年9月5日で合ってる…よね……???

一体何を信じたら良いのか、
そして何をどうしたら良いのか分からず、
とりあえず2種類のチャートから読み取れるのは、
私の推しは十字架(グランドクロス)を背負っていたということ。

その日はそれだけを収穫として、そっと画面を閉じた。

ユリウス歴からグレゴリオ歴への変換が必要だった


年が明け、とある星読みの勉強会へ参加させていただいた。
その際に主催である占星術家の先生へお尋ねしてみたところ、この問題はいともあっさり解決した。

結論:西暦って2種類あんねん。

同じ西洋の暦でも、ユリウス暦とグレゴリオ暦がある。
1582年10月15日以降はグレゴリオ暦が採用されていて、
いま現在私たちが使っている暦(カレンダー)はグレゴリオ暦に準じている。
それまではユリウス暦が使用されていたので、
今回のケースであれば、
Wikipedia情報の生年月日である1567年9月5日(ユリウス暦)を、グレゴリオ暦へと変換する必要があったのだ。

▼グレゴリオ暦への変換はこちらのサイトが便利


グレゴリオ暦へ変換すると、「1567年9月15日」となる。
それを他ホロスコープサイトで入力したところ、アストロゴールドのチャートと同じものになった。
アストロゴールドはどうやら、グレゴリオ暦へ自動で変換してくれるみたいだ。

すごいぞアストロゴールドくん。
ありがとうアストロゴールドくん。

1582年以前のホロスコープを出す場合はこういった注意がいるのだなあと、大変勉強になりました。
そしてアストロゴールドの場合、1582年以前のチャートはユリウス暦で入れた方が良いということも分かった。

はー。すっきりしたあああ。


ちなみに②のチャートの場合は月と金星が孤立気味なので、
母君による政宗毒殺未遂事件を思うと、
母親からの愛情を得られなかったイメージとも重なるのでは…なんて印象を受けたのだけれど、
改めて調べてみると、毒殺未遂事件は近年になって捏造と分かってきたらしく、
ここでもまた推し情報を改めさせられると共に理解が深まったのでした。

そうすると①のチャートは月へのアスペクトもソフトだし、よりそれっぽい気がする。
月が牡牛座の場合は古き良き美しきものを大事に、なイメージだけど、
月天秤座は新しい流行を取り入れていく感じで、天王星や海王星がソフトアスペクトなのも伊達者っぽい雰囲気を増してる気が。

※史実に関しては学生時代にかじった程度の知識なので、検討違いなこと言ってたらガチ勢の方ごめんなさい。

そしてこの記事を書いている現在、まといのネイタル蠍座金星に、お空の天王星がオポジション。
推し(愛情)のアップデートとも読めなくもないなぁ、なんて。

金星×天王星オポ体感については他にもあたため中のエピソードがあるので、そちらはまたいずれ。

あれ、そういえば数秘の場合は計算方法どうなるんだろう?
これもグレゴリオ暦に直して出した方が良いのか…??
こちらはまた宿題にします。笑

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