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病院業務通達46 『タイムカードの記録の仕方について』

Ⅰ ソーシャルワーカーの呼称について
現在ケースワーカーと呼んでいる呼称を廃止し、ソーシャルワーカーまたは
MSW(メディカル・ソーシャル・ワーカー)として統一します。
以後間違った呼称とならぬよう統一します。これらには全て意味があります。

Ⅱ 職員緊急連絡網の周知徹底について
先に各部署に配布してあります緊急連絡網について次のことを把握しておい
てください。これを軽視して連絡不備を起こした場合、責任を取っていただ
きます。
1.自分はどのような指示系統に基づいて誰から連絡を受け、誰に連絡をするのか。不在の場合はどの様にするのか。そられの電話番号は把握しておくこと。
2.聞き取る内容は5W1Hを基本として、伝える内容を把握すること。
3.各部署の管理職は退職入職に際して連絡網が途切れないようにし、また不備の無いようにする義務がある。

Ⅲ 入院の場合における決定および把握について
平成10年9月1日より以下の内容は病棟管理職が決定および把握し、MS
Wおよび医事課入院事務係へ連絡の完全実施を行うこと。互いに報告連絡相
談を徹底。師長がいない場合は主任とし、主任がいない場合はリーダーとす
る。必ず確認した印鑑またはサインをすること。
    ・入院患者の病室の決定
    ・入院患者の転棟の決定
    ・入院患者の主治医決定確認および変更確認
    ・入院患者の外泊外出の把握

Ⅳ 各朝礼出席者について
平成10年9月1日より、毎回朝礼出席者および未出席者がどれ位いるのか
等の複合調査をします。朝礼出席者は出席ノートに記入してください。

Ⅴ タイムカードの押し方について
以前終業時間のカウントの仕方について通知してありましたが、曖昧になっ
ているようでしたので、再度労働基準法の解釈に基づき下記の通り統一しま
す。
仕事の始まりは制服に着替えて職場へ向かい、仕事を始めた時間が日勤の場
合8:30でなければなりません。つまり8:30にタイムカードを打つこ
とは遅刻となるのです。
当然仕事の終わりは帰宅のため職場を離れたときが17:00でなければな
りません。17:00にタイムカードを打つことはすでに早退と同様に職場
を離れていることです。
〔 出勤時タイムカードは制服に着替えてから打つこと 〕
〔 退勤時タイムカードは制服に着替える前に打つこと 〕

Ⅵ 平成10年10年1日からの4週8休体制について
①法定休日4日以外に祝日も含めて4日指定休日とし、4週8休とします。
②1日の拘束時間を9時間として、休憩1時間を除く実労働時間を8時間と
します。 (例)日勤帯 08:30~17:30
      就業規則上の休日も4週8休に含めます。
     (例)12月は 1日指定休日追加  年末30日、31日休日
      1月は 追加指定休日は有りません。
    配布します計算表に基づいて指定休日日数を確認してください。
    毎月の確定指定休日日数は通知しません。
③月曜日から土曜日まで同一勤務時間として土曜日の午後も診療を行う。
④指定休日に関しては、管理職の者が病院長の代理として指定し、その責任を負う。
⑤指定休日は職員の希望を受け入れて指定するものではない。
事情により希望を受けた場合、その職場全員に通知し同意を得ること。
こそこそと秘密裏に行ったり、姑息な手段やおべっかを使わないこと。
全ての事情は出来るだけ公開し、公正な立場で指定すること。
⑥連休となる場合が増えてきますが、年間を通して平等となるように計画し
て、実施すること。えこひいきは行わない。
但し、職務怠慢やプロとしての意識に欠ける者、遅刻早退欠勤のある者に
対しては連休を与えなくてもよい。理由等は本人に申し渡しておく事。
このような理由があるにもかかわらず、安易に連休を与えることにも平等
という観点から問題があるので一考を要する。
人数の少ない部署においては連休が取得しやすくなるが、他の部署のこと
を意識して病院全体として考え不平等とならないようにすること。
⑦指定休日の午前と午後を分けて取得する件については以下の通り。
所属長においては1日を限度して2回に分けてもかまわない。
手術室看護科・放射線科・薬剤科に関しては、所属職員全員について当面
上記の取り扱いとしてかまわない。
⑧リフレッシュ休暇の内、指定休日は1日のみとすること。                ⑨一カ月間に日曜祝祭日と休日と指定休日1日単位を全て取得した場合で週
労働時間が40時間を割り込む場合は指定休を1時間単位で指定する。  ⑩一カ月間に日曜祝祭日と休日だけで4週8休となり、週労働時間が40時
間を割り込む場合は『時間延長』を1時間単位で指定し実施する。
      例) 平成11年1月は週労働時間が36時間10分
         必要とする月間労働時間は176時間42分

以上変更に伴う業務は各部署の所属長が、滞りなく計画し実施すること。これらの実施に関していかなる場合も後ろ向きに考えず、人員的余裕を持つことなしにプロとして高いレベルを維持した仕事となるよう報告・連絡・相談を徹底する事。
全てはプロに始まりプロで終わる。平等で始まり平等で完結する。
抜け駆けや媚を売って仕事をすることは、卑しい者のすることである。      仕事は自分の能力を表現する場である。
プロは決して逃げないものである。

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