だんだん断捨離♪
また断捨離した。
勿体ないとかモノを大切にするべきといった言葉も頭をよぎるが、それをも超える断捨離というパワーワードと謎の爽快感。
私は片付けるのも面倒なのも好きじゃない。キレイ好きでもソウジ好きでもない。だけどゴチャゴチャしているのはもっと好きじゃないのだ。
そういうワケで我が家はあまりモノを置いていない。
遊び来た友達は「スッキリしてるね」と言う。両親は「殺風景ね」と言う。そういう感じだ。
夫はあまり散らかさないかわりに掃除もしない。だからズボラな私でもなんとか整えられるこのサッパリ仕様な家に異論はないだろう。だけど意気揚々と断捨離しまくる妻にはドキドキするらしい。もちろん恐怖で。笑
夫はモノを捨てるのが苦手なのだ。
勉強を頑張った時代のノートやファイル、はけなくなったジーパンや服、フィルムカメラ、大量の本やCDなどなどなど、キレイに保管している。
使わないなら断捨離すればいいのにと思うが、簡単ではないのだろう。
だから見ないようにしている。
私は優しい妻なのだ。笑
今年、一人暮らしをしていた義母が旅立った。夫は悲しみのなか実家の整理をし続けていた。私は夫に言われたことをやるのみ。なかなか義実家のものは判断できない。
夫はまず、9鉢の観葉植物を我が家へ運んだ。義母が育てていた植物が枯れるのは嫌だったし、私も緑が好きなのでウェルカムなのだが、リビングがジャングルのようになってしまった。
その後、ダンボール箱が次々に運ばれてきた。義父母の思い出の品や夫の子ども時代の大切なものだ。ジャングルにダンボールが積み重なっていった。
さぁ、どーする。
観葉植物はベランダや玄関に置いたりして、リビングはミニジャングルくらいになった。
夫が自分のモノを少し処分してくれたら色々収納できそうだなと思ったけど、諦めた。だってそもそも捨てるのが苦手な夫は、実家の片付けだけでも相当しんどい作業だったはずだから。
ならば私のモノを断捨離するぜ!
スペースを作るというミッションがあれば、勇気100倍、強気1,000倍。
バッグ、洋服、本、食器、扇風機、クリスマス用品、ハロウィン用品、お雛様の台座、結婚式の思い出の品々、旅行の思い出の品々…止まらねー笑
夫の大切なモノを収納するために、夫との思い出の品々を手放す妻。
カオスです。笑
まあ、これで夫が気持ちよく片付けができるなら。
でも本音を言うと、いつか夫も断捨離してみてほしい。手放すことはその後の人生を軽やかに生きることでもあるから。
そこで名案があるんですけど。
題して、
「だんだん断捨離作戦!」
一気に手放すから心にポッカリ穴があいたように感じるわけでしょ。
なら、着ないTシャツ1枚ずつ、見ない本1冊ずつ、だんだんサヨナラするのはどうだい?
なんなら、私、代行するよ。
優しい妻が密かにジワジワやっとくよ。
夫はそのジワジワにドキドキが止まらないらしい。
あらあら。
ならば、いつかご自身で。
空いたスペースにステキなものがやってくるかもよ。
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