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うつ病は治そうとしなくていい

うつ病になって嬉しがる人はいません。これ、本当にしんどい病気でです。気分が鬱々とするのも嫌なものですが、そもそもクリアな思考が回せなくなるのが最悪です。至極簡単なことさえとっても難しいことのように感じられ、悪化するベッドがから起き出すのさえ難事業のように感じられてきます。

常に怠く感じるようになり、座って作業することさえしんどくなります。僕が初めて鬱になった時には、まさか精神を患っているとは思わずどこか内臓が悪くなったのだと確信したほどです。そのくらい怠いです。

その後紆余曲折あって1ヶ月ほど休職したのですが、あまりに眠れるので自分でも唖然としたほどでした。結局、体が休息を必要としていたんでしょうね。

鬱のしんどさ

このほかに鬱になってしんどいことは、社会の落伍者になったかのような気持ちになることです。自分だけ無能になった感じがします。何しろ起きて作業をするとぐったりと疲れて座ってさえいられなくなってしまうので、自分がお荷物になっている感が半端ないです。

ようやく受診して薬を処方してもらうといくらか症状が緩和しますが、薬を飲み慣れてない頃って、薬を飲むと信じれないくらいボーっとしてしまうのです。鬱とはまた違う感じで頭の中がボンヤリとし、何もできなくなってしまいます。まるで自分が自分でなくなってしまったようで、どうにも嫌なものです。

なので、つい1日でも早く完治させようとどうしても気持ちが焦ります。そして、ちょっと症状が緩和すると、自分で勝手に判断して薬を止めてしまったりします。するとまた鬱がぶり返し、泥沼へとはまっていきます。

この一連のプロレス、僕自身も数回体験しました。今現在、この真っ最中の人も多いのではないでしょうか? そこで今日は、鬱とどう向き合えばいいのかについて考えてみたいと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月25本くらい読めるので1本40円です。

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