あの頃なりたかった大人になれていますか?
僕が大人になって何が驚いたって、「大人は別に大人じゃない」という厳然たる事実です。無論、ちゃんとした大人の方もたくさんいますし、非常に立派で模範的な大人な方もたくさんいますが、その一方で子供としか言いようがない自分勝手な人もたくさんおり、さらに、子供以下の人も少なからずいるわけです。
なにやら凄そうに見えた大人たち
僕がまだ小さな子供だった頃、すべての大人がとてつもなく立派な存在に見えたものです。なんか妙に権威があったんですね。だからよその知らないおじさんやおばさんに叱られると。その都度かなりビビったものです。だから僕も大人になったら、なんかすごく威厳溢れる立派な大人になるような気がしていました。
そんな僕が、「大人って実はたいしたことないんじゃ?」と最初に疑問を抱いたのは中学に上がった頃でした。今振り返っても最低としかいい言いようがないゲスな人格の先生が何人かいて、実は一口に「大人」と言っても、結構グラデーションがあることがわかってきたわけです。
※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。
ここから先は
2,807字
¥ 100
もしこの記事を気に入っていただけましたら、サポートしていただけると嬉しいです!