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人工肉バーガー試食記その2

※この記事は有料マガジンの特別無料版です。

1週間くらい前にバーガーキングが人工肉バーガーを使ったハンバーガーの販売を始めたので、食べに行ったんですね。その時のレビューはこちらです。よく読まれましたので、興味のある方はぜひ読んでみてください。こちらも無料記事です。

さて、この人工肉バーガー、急速な広がりを見せています。上の記事でも紹介していますが、ソーセージとかひき肉などの販売も始まっています。

うちの近所でもバーガーキングの他に THE COUNTER というレストランでも人工肉バーガーを出すことがわかったので、こちらにも食べに行ってきました。

まずこちら、THE COUNTERの入り口です。クパチーノ市内の Stevens Creek 通り沿いにあります。割と最近できたハンバーガー専門のレストランで、マクドナルドやバーガーキングの倍くらいの価格帯ですが、ジューシーで非常に美味しいです。評判が良く、行列ができるほど流行っています。

メニューはこんな感じです。左の上から2番目に Impossible burger の文字が見受けられます。17.5ドルと、結構いいお値段です。これにサイドと飲み物とチップで25~30ドルくらいはサクッといきます。アメリカの外食は結構お金がかかります。

なおここのハンバーガー、自分で中身を全部指定してカスタマイズすることも可能です。カスタマイズしたい方は、こちらの用紙に乗せたいトッピングやパンや肉の種類に印をつけてウエイターに渡します。

僕らはImpossible burger とOld Schoolというハンバーガーをそれぞれ一つずつ注文しました。比較対象が欲しかったからです。

いよいよ食べ比べ

で、運ばれてきたら早速半分に切って分け合いました。

これ、どっちが本物のハンバーガーでどっちが人工肉かわかりますか?

正解は左が本物で、右側が人工肉です。バーガーキングのものは全く見分けがつきませんでしたが、こちらの店は出来合いのパティを使っていないお店なので、断面の質感に差が出たようです。

で、お味の方はというと、本物の肉の方がジューシーで香ばしく、「本場のハンバーガー!」って感じでした。

では Imossible burger はダメだったのかというと、比較対象がなければおそらく気がつかなかったと思います。そのくらい肉っぽくてリアルでした。

なおこのお店、流行っているわけがわかります。店員さんも皆感じがよく、店内も小ぎれいだし、ハンバーガーはどれも美味しかったです。シリコンバレーに出張がある方はぜひどうぞ行ってみてください。

こちらは妻が頼んだOld Schoolで、下は僕が頼んだ Impossible burger です。サイドはサラダにして、ヘルシーにしてみました。妻はオニオンリングを添えて、とてもアメリカンな選択です。

なお、このお店はこちらです。

シリコンバレーにお住いの方、あるいはこちらに出張の予定がある方は、ぜひ言ってみてください。とっても美味しかったです。

次はソーセージに挑戦

コストコで Beyond Meat という別の会社の人工肉ソーセージを売っていると何かの記事で読んだので買いに行こうと思っていたところ、近所の Sprout という食料品店で見つけたので、即座にゲット。普通のソーセージも合わせて買って、こちらも食べ比べしてみました。

こちらは食べ比べ用に買った普通のものです。

こちら、一口ずつかじったところで断面を撮影。どっちがどちらか見分けられますか?

目による判別ははっきり言って不可能ですね。ちなみに上が人工の肉です。

で、肝心のお味はというと、本物の方が詰まったような感じでグッと歯ごたえがありました。また、若干ジューシーだったように思います。ただ、本物の方がちょっと味が濃かったので、もしも全く同じ味付けだったら、区別がつかったのではないかと思います。

また、もしも比較対象がバーベキューやると必ず出される定番の安物ホットドックだったら、この人工肉ソーセージの方が確実に美味いです。またこちらの製品も、比較対象と食べ比べしない限り、見破るのはおそらく不可能でしょう。そのくらいリアルです。

多分これ、普及します

さて、以上が僕の人工肉比較記です。

これ、世界中で流行する気がしますね。普通にうまいですし、健康上や宗教上の理由などで肉を食べれない人にとってはとてつもない朗報だからです。ちなみにシンガポールではもうこの人工肉が食べられるレストランが8ヶ所もあるあるようですので、シンガポールにお住いの方もぜひどうぞ。

Impossible Food もBeyond Meat もまだまだ生産規模ちが小さいので値段も高いですが、これ、あと1年もしたら劇的に下がるでしょうから、全米のありとあらゆるレストランで出されるようになるでしょう。また、時間の問題で大手のチェーン食料品店でもっと大々的に売られるでしょう。

より地球に優しい食生活ということで、僕はこの流れに賛同しています。

それではまた明日!

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