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充実感を得られる「苦労」を選ぼう!

僕はダイエットが大好きです。

食べ物に気をつけ、定期的に運動し、生活に張りが出ます。

体重計に乗って一喜一憂するのも大好きです。ちょっと体重が増えるとブルーになって「夕飯食べすぎたかな」「あのおかずが余計だったかな?」と考えますし、もしも減ってたら思わずニンマリです。甘いものやビールの我慢は辛いですが、それも含めて気持ちがアガる体験です。

なんというか、充実感を得られる「苦労」なんですね。

目標体重に達すると一気に服を買い直したりします。そういうのって楽しいですよね。何しろその都度10キロとか痩せるので、全てブカブカになってしまうのです。2サイズくらい小さいジーパンに戻るとやっぱり嬉しいものです。

しかし、ゴールを達成してしばらくすると割とどうでもよくなり、やがてリバウンドします。そして、数ヶ月〜2年くらい放置の上、また10キロくらい太り、再びダイエットを始めるわけです。そしてまた10キロくらい痩せ.... とこれを数年に一回繰り返すのです。

我ながらアホですねえ。

でも、要するに痩せるために努力するプロセスそのものが好きなんですね。そのために最新情報を仕入れ、新しいトレーニングを取り入れたり食事を変えたりと創意工夫するのが楽しいわけです。今や低炭水化物ダイエットが大流行ですが、僕はこれ、20年以上前にすでに取り入れて、その時には周囲からガンでも患ってるかと心配されるほど痩せました。あ、そうそう。当時日本語ではほとんど情報がありませんでしたが、英語で豊富にあったんです。旅行先で入った本屋がキッカケでした。英語できると本当に情報が早いです。

なお、今回はこんなプロテインバーなんかも試しています。54歳にして体脂肪5.2パーセントの兄のオススメです。このチョコレート味が一番美味しかったです。日本のアマゾンでも買えます。

物差しは体重計
さて、ダイエットといえば物差しは体重計ですよね。僕がその日その日に幸せと感じるかどうかは、朝一に乗る体重計の目盛りに左右されるというわけです。ガーンという日もあれば、嬉しい日もあります。暴飲暴食をした次の日の朝や、出張で運動不足だった後などは、そもそも体重計に乗りたくなかったりしますよね。

でも、体重計がないことには、何が効果あったのかデータを得ることができません。つまり体重計こそが、コンパスのような役割を果たしているというわけです。最近は体脂肪が計れるやつもぐっとお値ごろです。僕もそういう多機能なタニタのやつを使っています。バスルームに一つどうぞ。

仕事を選ぶ時になにを目安にするか
さて、ここからが本題です。

スポーツでも学問でも仕事でも、苦労や努力はつきものですね。これはしょうがないです。ダイエットですらケーキとかビールとかご法度ですし、低炭水化物ダイエットなんかやった日には、うどんもパスタもカレーもアウトです。エクササイズだって欠かせません。でも辛いと思うポイントって人によってかなり違いますから、これを「とうてい我慢できない辛さ」と感じるかどうかは、かなり人次第だと思うんです。

これを仕事に当てはめて考えてみましょう。
例えば、僕は経理のような仕事がとにかく苦手で、ただただ「辛い」としか感じられません。でも、コードを書くのはさほどでもありません。辛いは辛いんですが、充実感や達成感が大きいので踏ん張りが効きます。気がついたら夜が明けていたことなど何度もありました。うちの嫁さんはそんな僕の姿を見てキチガイ沙汰としか思えないようですが、逆に彼女は僕が苦手な対人関係が非常に上手なので、僕から見るとなんか一種の魔法のようにさえ感じらることがあります。もちろんあまり苦痛にも感じないようですし、感じる時があっても、我慢できる範囲内の苦痛のようです。

仕事を選ぶ指針って色々あり得ると思うんですが、同じ苦労でも「やっていて充実感を得られるかどうか?」というのは、一つの大きな目安になるのではないでしょうか? 辛いけど頑張れる苦労と、そうでもない苦労とでは、同じ苦労でも随分違います。苦しいだけの苦労しかない仕事は、多分あまり自分に向いてないんです。

物差しは何にする?
では、体重計の代わりに、なにをコンパスにすればいいのでしょうか? 収入? 売り上げ? 役職? 勤続年数? 

いえいえ。そんなわけはありません。ここで例のスティーブ・ジョブズの有名なスピーチを引用しましょう。

「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていることをするだろうか」もしも「違う」という答えが何日も続くようなら、生き方を見直した方がいい。」

さすが、上手いこと言いますよね。まあ、要するにこういうことだと思うんです。

世の中には起業を繰り返す人とか、エクストリームスポーツをやって定期的に骨折とかしてる人とかがいますが、倒産とか骨折のダメージよりも、新しいチャレンジに向けて頑張る時の充実感の方がよっぽど大きいのでしょうね。僕から見ると起業家もスケートボーダーも変態にしか見えないのですが、充実感を得られるポイントは人それぞれ違うというわけです。

日々続く苦労からそれなりの満足感を得られる仕事に出会えたら、それは多分、かなり向いてる仕事です。どの仕事にも辛いところや泣き所があります。政治家は選挙の落ちればただの人ですし、医者は失敗すれば訴訟が待っています。プログラマは長時間労働が相場ですし、先生はモンペの相手です。でも、いや、それでもこの仕事に耐えられる。充実感や使命感が私を引っ張って行ってくれる。そんな仕事に出会えたなら、それは多分とっても良い人生です。

というわけで、同じ苦労なら充実感を得られる苦労を選びましょう。(別に苦労が減るわけじゃなりませんけどねw)

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