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AI時代に選ぶべき職業とは?

先日、「AI時代に適した能力」という話題でVoicyの放送をしたところ、割と聴かれたんですね。

これまでテクノロジーの発達によって、人間に要求される能力がどのように変わってきたのかを時系列で話した上で、今後AI時代にはどんな能力が必要になるのかを論じました。

また、AIがあまねく普及した後には、どのような仕事が生まれるのかや、どんな教育が必要になるのかなども考えてみました。もちろん、これが100%当たるとは思っていませんが、そんなにまずくない予想だと思うんですね。

僕の予想だと、未来の仕事は「遊び」になります。仕事と遊びの区別が曖昧になると言ってもいいかも知れませんね。

この放送をした直後に、橘玲氏の記事が流れてきたのですが、僕が予想するような世界になるまでには、数世代を要するかも知れないと改めて思ったりもしました。そして、そんな新しい世界にたどり着くまでの数世代は、どうやらディストピアを生きることになりそうです。

でも、僕らが直面している課題は、数世代後のことではなくて、今目の前のことです。なので、どんな向こう20〜30年くらいに渡ってどのような生存戦略が有効となり得るのかを考えていました。

AIは弱者の味方ではない

橘玲氏の論ずるところを一言で表現すると、「AIは弱者の味方ではない」です。

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