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努力が必ずしも報われないことに、僕らはどう向き合えばいいのだろうか?

努力は報われる。巷ではそう言われます。そして、僕らは子供たちにそう言い聞かせて育てます。しかし、それが必ずしも事実でないことを、僕らは年齢とともに実感していきます。

努力に努力を重ねて日本のエースになった水泳の池江璃花子選手は現在闘病中ですし、かつて日本中の期待を一身に背負ったマラソンの瀬古利彦選手がオリンピックの試合当日に体調を崩してしまい、メダルを逃してしまったこともありました。僕の弟もかなり将来を期待された水泳選手でしたが、高校生の時に難病を患い、水泳を辞めざるを得ませんでした。

こんなことは、スポーツ以外の世界でもしばしばあります。全財産を叩いて開業したラーメン屋さんが潰れてしまったり、はたまた受験の当日に大雪が降って遅刻してしまったりなど、120パーセントの努力をしたのにも関わらずどうにもならないことって、世間にはいくらでもあります。全くもって理不尽な話ですが、致し方がありません。

ではなぜ、一体なぜ努力は必ずしも報われないのでしょうか? 努力をすること自体は無駄なのでしょうか? もしも努力が報われないとしたら、一体何を指針にすればいいのでしょうか?

今日の記事では、その辺りについて考えてみたいと思います。

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