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物忘れが激しい人が快適に暮らすための16のヒント

僕は物忘れが激しくてかなり困っています。

始まったのは多分生まれた時からです。小学校の1年生の時にすでにクラスの落し物箱の隣に「ひろしくんの落し物箱」が設置されるほど酷かったです。また、小学校の3年生から音楽の授業で縦笛を使うのですが、クラスで僕だけが持ってませんでした。なぜかと言うと、購入の用紙を失くしたからです。授業参観に来た母親が愕然としてその辺の文房具屋に笛を買いに行きましたが、みんなと同じ色のものが売っておらず、一人だけ色違いの笛を使っていました。

あと、小学生の時々ってノート点検ってありますよね。ちゃんとノートを取っているかどうか先生が調べるのですが、そもそもノートを自体を失くしてしまうので、提出できないことが多々ありました。多分今だったら「〇〇障害」なんて具合に診断されたのではないかと思うのですが、当時はそういうコンセプトすらなかったので誰からも理解されず、毎回コテンコテンに叱られました。

大人になってからも結構ひどくて、たとえば作業用の防塵メガネとか4つくらいあります。失くしては買ってきて、買ってしばらくすると前のが見つかり...てな感じで増えていきます。老眼鏡もいくつもあります。受験票を忘れて受験に行ったり、空港に着いたらパスポートがなかったりとか、この健忘症のせいでチャンスをフイにしてしまったこともあります。本当に人生の時間の5分の1くらいは探し物に使ってきた気がします。

あのですね、これ、どう考えても障害の類です。ですからどんなに叱っても注意を喚起しても治りません。終業式の日にも縦笛がランドセルに刺さってるような子はそういう種類の子なので、常識的なアプローチは通用しません。気をつけてれば治るとかそういう次元の問題ではないのです。特に女親には理解不能なことが多いのではないかと思いますが、叱ったり罰を与えると劣等感が高まり、もっと忘れ物をするようになります。僕もよく「お前は喋ってばかりいるから忘れ物をするのだ!もっと集中しろ!」なんて怒鳴られたりしましたが、そんなことは全く関係ありません。叱っても効果がないことは僕が1000パーセント保証します。そんなことをするよりもむしろ、気をつける必要がない方法を編み出す方がポイントです。

僕自身、自分でもなんでこうなってしまうのか不思議なのですが、仕方がありません。これが僕という人間です。年月とともに段々と自分なりにサバイバル術を身につけましたので、今回は皆さんにシェアしたいと思います。忘れ物が多くて困っている方、配偶者やお子さんが忘れ物ばかりしていて困っている方はぜひ参考にしてください。また、今は健忘症でない方でも、歳をとれば必ず物忘れが激しくなりますから、参考になることが多いのではないかと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月25本くらい読めるので1本40円です。

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