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AvacusApp1周年とシンガポール法人設立のお知らせ

久しぶりにNoteに記事書きます。
初めましての方もそうでない方もこんにちは。

初めましての方へ

まつかぶです。2014年にMt.GOXきっかけにブロックチェーンを知って以来、この技術が社会実装されたらオンラインゲームの名前だけで生きていけるんじゃないかと思って、そこからずっとトレーダーだったり事業化だったりいろんな角度で界隈に関わってます。

暗号資産を身近に利用できる世界を作る をビジョンに2017年からAvacusというプロジェクトを進めています。
2020年まではAvacus.ioという
・暗号資産を使ってAmazonで割引で買い物
・クラウドワークスみたいな暗号資産建のお仕事マッチサービス
・暗号資産を使ったフリーマーケット
・Avacus利用者同士がチャットと暗号資産の送受信ができるメッセンジャー
この4つを全て1つにしたサービスを展開しており、ユーザーの皆と暗号資産を使って生活する文化を創造していました。

いまは事業ピボットを経て、AvacusAppというWeb3の世界で暗号資産を使って生活するためのプラットフォームを、Web3SNSを基点に展開しようとしています。

AvacusAppが1周年を迎えました

2022年10月25日、AvacusAppがテストリリースから1年を迎えました。
ここまで正直苦難の連続でした。Avacus.ioの復活を望む声をいまだに頂きます。続けれなくて申し訳なかったです。
支えてくださった皆さんには感謝しかありません。

さてAvacusAppは1年間ほぼマーケティング0で、僕らがやりたいビジョンを共有できる段階になるまでの最低限のプロダクト開発と、.io時代からのユーザーと僕らを見つけて興味を持った人達からのフィードバックを支えにこれまでひたすらUIの改良を行ってきました。

ようやく次のステップへの準備が整ったので、僕らが創りたいWeb3の未来について少しだけお話させてください。

僕らはなぜWeb3を利用できないのか

我々は生きていく上でお金のやり取りや情報交換だったり、コミュニケーションを取る手段が必要です。
しかし、現状Web3でコミュニケーションが取れる場はほとんどなく、多くのユーザーはお金を動かす時はWeb3(ウォレット、DApps)、コミュニケーションはWeb2(Discord Telegram etc..)といった複合的なツールの使い方をしています。

SNSアカウントとウォレットアドレスが紐づいてないので、プロジェクトとユーザー間で何かキャンペーンがあるたびに自分のウォレットアドレスをGoogleフォームのようなものに書いて提出して、それを照合するといった複雑なコミュニケーションを取らなければいけなかったり、紐づいてないことをいいことになりすましやアカウントハックによるフィッシングや詐欺が横行しているのが現状です。

これに対してセキュリティリテラシーを向上させようというのは本質的な解決策にはならないと僕は考えています。
僕らですらMetamaskの安全な使い方について色々みんなで情報交換して注意喚起し合ってもなお事件が現状起きまくってるのに、これから入ってくる新規の人達に過去記事調べて勉強しろはなかなか酷な話だと思います。
Metamaskだけじゃなくて既存のSNSについてもそうです。例えばあるDAOのSNSサーバーに参加メンバーから信頼を集める20人の主要人物がいるとします。そのうち1人でもパスワードを簡易なものにしていたらそこからアカウントハックされてコミュティは崩壊しかねませんし、簡易なものにしていないという相互の確認はできない以上常にそれを危惧しながら運用しないといけません。これはプロジェクトにおいて現実的な運用体制ではないですよね。
具体的な例としては、BAYCは今年に入ってSNS経由で複数回ハッキング被害を受けています


Web3の世界を広げるためには幅広い層が安心して入ってこれる必要があります。
そして誤解を恐れず言うと新規の人は基本的に勉強しません。ちなみに僕もしませんでした。僕は痛みに強いオタクなので傷つきながら覚えて折れずにやってこれたからここにいますが、たいていの人は折れてこの世界に悪印象を残して去ります。

本質的な解決策として、僕は勉強しなくてもWeb3の便利さが享受できて、セキュリティが担保できる環境を作るべきだと思っています。
なのでチャット画面からそのまま暗号資産やNFTが送れたり、モバイル運用+シードフレーズでアカウント管理ができるという形は理想的なんです。

今後、AvacusAppは先日リリースしたグループチャットに続き、公式チャンネルやオープンチャットの作成も可能になります。
ライト層はまずAvacusを入れることでウォレットを手に入れて、オープンチャットでいろんなコミュニティに触れて質問ができて、公式アカウントをフォローすることで簡単にプロジェクトの情報にアクセスできる、そんなシーンができたらいいなと志向しています。

Web3SNSの先にあるもの 

僕たちはWeb3SNSを使って実現しようとしている姿があります。
それは冒頭にも少し話しましたが、Web3だけで生活が完結する世界即ちハンドルネームだけで生きていける世界です。

今のWeb2の世界を何でもモノやサービスが揃ってるひとつの都市に例えるなら、Web3の世界は荒野に銀行と画廊だけ建ってる状態です。そこで生活することはできませんよね。

銀行と画廊

買い物出来たり仕事したり、その仕事を探す求人誌だったり、いろんなサービスが生まれるための環境が必要です。
その環境を作るべく、僕たちは以下のことを順番にやっていきます。

①新しいDAOの考え方"MicroDAOs"の概念の実現
②個人情報に依らずユーザー属性を基にした"ソーシャルグラフ"を作り出す
③Web3にサービス手数料以外の収入モデルを創出し、多様なDAppsが生まれる世界へ

これら全部話すと膨大な量になっちゃうんで、今日は①のMicroDAOsについてお話します。

MicroDAOsは従来の大規模で長期間のDAOに対し、ごく小規模で短期間のものを指す僕らの造語です。
簡単にいうとDAOを誰もがさっと立ち上げられて、目的を達成したらさっと解散する仕組みです。
この仕組みをAvacusApp上に実装します。
具体的に言うと以下のようなことが実現できます。

  • DAOの組成・解散(清算)をノーコードで簡単に実現できる

  • DAOのコミュニティチャンネルをAvacusApp上に形成できる

    • ⇒今のチャットに加えWeb3版Discordのような物が内蔵される感じ

  • コミュニティの共同財産を実現する

    • 法人口座のようなものを作ってDAO内で権限管理できるイメージ

  • DAOの中に小さいDAOを組成できる

    • 会社でいう部署です。〇〇DAOの中の会計DAO、営業DAOみたいな。

他のDAO系ツールと違うのは圧倒的に簡単であることと、AvacusAppのユーティリティ全てが同じアプリの中でリンクしていることです。
今は全てをお話できませんが、なぜ僕らが今のアプリの設計にしているかがそのうちわかってくるかと思います。

まずMicroDAOsの実現によって人が共通の目的に対して報酬と責任を明確にできる場所を作る。そしてMicroDAOsで行う社会活動の履歴は全てブロックチェーンに刻まれます。そこからソーシャルグラフを作る。ソーシャルグラフから広告メディアを作ってユーザーを多く持っているだけでWeb3ビジネスが成立するビジネスモデルを確立する。そしてWeb3の世界にバラエティ豊かなサービスがあふれる土壌を作る…といった順番で、僕らの見る未来を実現していきます!

シンガポールに法人を設立しました

このビジョンを実現するために先々月シンガポールにSOWAKA PTE. LTD.という法人を設立しました。そわかと読みます。
今のAvacusAppは近日中に今のAvacus株式会社から運営を移管予定で、それに伴って僕まつかぶ自身も海外に移住します。
海外でもなにとぞよろしくお願いします!

担保価値付NFTがもらえる1周年記念イベントを開催します

最後に、1周年を記念しまして今後提供する新しいサービスを先行で体験していただける特別な企画のお知らせです。

この記事のツイートをRTして
下部記載のAvacusのプレゼントキャンペーンアカウントにメッセージで送って下さった方々から抽選で150名に

20$の担保価値をもったNFT
「マツカブキンカバッグ」をプレゼント致します。

マツカブキンカバッグ

このNFTは20$の担保価値が保証されていて
あるDAppsにレンディングすると最低20$相当の暗号資産が借りられます。
詳しい仕組みはまた後日。体感するためにぜひゲットしましょう!

応募期間は11/1(火)23:59まで。
引用リツイートにしてくれると当選率が上がります〜。

なお、先日僕が配ったマツカブスゴイカモボックス、またはコワイカモボックスを持っている方は、その受け取ったアカウントでメッセージを送るとなんと確定で当たります。やったね!

プレゼント企画に関する詳細はTweetに書いたので、以下もご参照ください↓

https://twitter.com/matsukabu/status/1584847449935314944?s=21&t=kP7W3Lw2AiZKRoBVzA67zQ

おわりに

無事に今日この発表ができたことを本当にうれしく思います。

僕らのビジョンを実現するにはまだまだ膨大な開発計画と、それを支持してくれるたくさんのユーザーが必要です。
この仕組みを使って遊んで、広めてください。
Avacusのチャットを使った企画、提携のお話など大歓迎です。

何かあればAvacusAppのSNSで
まつかぶ/お問い合わせ用
または
0xf02fb2ace00f5f3c01621a847805ac8096899051
このアドレスで検索すると僕のアカウントに繋がるのでいつでもメッセージ下さい。

SNSはアプリ開いて左から2番目のメニューです


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