見出し画像

ウーバー配達員が迷い込んだ魔窟 虎ノ門ヒルズ 森タワー

魔窟とは大げさな・・・

そう思いますよね。
でもねえ、史上最高にめんどい配達でした。

先日、こんなnote記事を書きました。


これは豊洲のタワマンに配達した時の話。
お客さんからの連絡が遅く、
配達終了まで1時間もかかってしまいました。

タワマンへの配達ってこういうこと多いです。
住民用のエントランスと
配送業者用のエントランスが違うんで、
受け付けに手間取ったり、
エレベーターの数が少なかったりして、
配達するだけで30分とか、平気でかかるんですね。

森タワーからの注文

きょう都心で配達をしていたら
ついに来ました、虎ノ門ヒルズ 森タワーからの注文が・・・。

ぼくはテレ朝で、報ステや朝の情報番組をやっていた時代、
仕事でツラいことが多かったので、
港区&六本木という場所が今でもキライです。

だからウーバーの配達でもあまり近づきませんでした。

最初は断ろうかと思ったんですが、
まあ一度くらいは配達してみるか!
・・・と受けました。

現地に到着、目の前には巨大なビルがそびえたっています。
正面の階段を登って建物内に入りますが、
森タワーってスタバなんかの商業店舗も入っています。

どこに向かえばいいの??

奥に進むと案内カウンターがあったので
受け付けの女性に、ウーバーの配達で来た旨を伝えます。
すると・・・

「地下3階にある物流管理センターに行って下さい」

・・・とのこと。

物流管理センターにたどりつけない

案内の女性に見せてもらった
管理センターまでの地図をスマホで撮影させて頂き、
さっそく地下3階に向かいます。

・・・で、写真を頼りに進むのですが、
全然たどりつけない。
道の途中までは「物流管理センターはこちら」と
導線が敷いてあるのですが、途中でそれがブツっと消える。

フラフラさまよっていると、
1台のトラックの運転席から、50代ぐらいのおじさんが声を
かけてきました。

「どこにいくの?」

見た目は完全におっさんですが、
この時ばかりは、RPGで道案内をしてくれるエルフに見えました。

「ここ、みんな迷うんだよね・・・」と言いながら、
教えて頂き、
ようやく物流管理センターにたどりつきます。

ここでようやく受付です。

カードキーをもらう手順がめんどい!

まず一度、インターフォンでお客さんとアポを取ります。
その上で、受付名簿に記入します。

この記入がまためんどい。
普通はだと・・・

会社 ⇒ ウーバー
名前 ⇒ 本名
連絡先 ⇒ 携帯番号
行き先 ⇒ お客さんの部屋番号

これぐらいでOKなんですが。
上記に加えて。

住所 ⇒ 自宅住所
荷物の内容 ⇒ 食事
今日の体温 ⇒ その場で検温

・・・といったことまで書いたあげく、
携帯番号が本物かどうか、
受付から僕のスマホに確認電話がかかってきます。

その着信を見て、ようやくカードキーをもらえます。

届け先は46階

森タワーもご多分にもれず、
配送業者用のエレベーターは1台のみ。
それをみんなで使うので、待っても待ってもやってこない。

46階にたどり着いても、
入居者のスペースに行くのに、さらに2つの扉を抜ける必要があります。

地図もなしに、ゼルダの伝説をやっている気分。
助けてゼルダ姫!・・・って感じです。

扉を抜ける度に
「♪ チャラララ チャラララン」という
ゼルダの “なぞ解きBGM” が頭の中で鳴ってました。

ようやく届けて、再び地下3階に戻り、
カードキーを返して、地上にもどる頃には、
到着から40分が経過していました。

最後に思ったことは・・・

温かい食事が食べたいなら、
外で受け取るのが一番はええ!

・・・ということですね。

この配達が終わって直後、
ウーバーアプリから配達が入りました。
画面を見ると・・・届け先が『森タワー』

お前 ドSだな

・・・と思いながら、
そっと配達を断りましたとさ。

最初で最後の森タワーへの配達でした。
やっぱり、港区・六本木はキライです。


読んで頂き ありがとうございます!






この記事が参加している募集

スキしてみて

これでまた、栄養(本やマンガ)摂れます!