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大阪桐蔭の強さ

大阪桐蔭はタレント野球ではない。
と思った3つを紹介します。

1,ベンチワーク

ベンチからの「◯◯飛ぶぞー!」
という声はどこの学校もありますが、
大阪桐蔭はそこに本当に飛んでいて驚きました。
1球外れましたが、
それ以外は聞き逃したもの除くと全て合っていました。
また、
橋本コーチが最前列で
ジョークも交えたヤジもしながら
ベンチを明るい雰囲気にしていました。
あのような雰囲気なら
選手としてはノビノビと
自分のパフォーマンスが発揮しやすいです。

2,西谷監督の着眼点

以前紹介したセンバツでの采配に続き、
やはり西谷監督の采配。

8回表、
代打・河田の打席。
見逃し
見逃し
ボール
見逃し三振
代打としては1番最悪な打席となってしまいました。

すると西谷監督は、
ベンチに戻った河田を
何度もチラチラチラチラと見ていました。
このことから、
"結果よりも、その後どうするか"に
注目なさってるのかなと思います。

このケースで、
落ち込んでボーっとする選手と
声を出すむしろ大きな声になる選手とでは、
天と地の差があります。

ベンチに必要なのはどちらでしょうか。


やはり名将の西谷監督は
このように見ているところが違うなぁと思いました。


3,妥協しない人間力

バット引き、
ベンチから守備につく時、
絶対全力疾走。

また、
相手のキャッチャーが
マスクを落とせばすぐさま拾う視野の広さ。

そして、
相手のボールボーイが
ファールボールを
大阪桐蔭のベンチの近くまで取りに来た際には
帽子を取る橋本コーチ。

人間力としても
隙がなく、余裕があります。


以前は
人間性は知っていましたが、
タレント力に頼る野球の印象でした。
しかしながら
今回練習試合を見たことにより見方が変わり、
大阪桐蔭が本当に強いチームでいる理由が
わかりました。

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