失敗の何が恐いって、 自分ががっかりすることじゃなく、「周りの反応」が恐いのだ。
この1年半、仕事の時も家にいる時も、孤独な時間が多かった。
引っ越してきたのが、超!田舎で周りは森。
知り合いは、誰もいない。
私はもともと、自分の気持ちに無自覚だった所があるから、
この孤独な1年半に気づいたことは多い。
例えば、私は『失敗が恐い』と思っている。
これは自分で思っていた以上に、ものすごく恐い。
当たり前すぎて笑うレベルだけれど、結構深刻だ。
周りが気になって仕方がない人ならば、分かってくれるかもしれない。
上手くいかないこと、つまり失敗の何が恐いって、
自分ががっかりすることじゃなく、周りの反応が恐いのだ。
周りの人が自分に対して、どんな反応をするか。
「あいつは、本当にだめな奴だな。」と思われるとしたら、
もう、居た堪れない。
親しい人や家族なら、なおさら。
だから、失敗しないように、挑戦を避ける。
私の場合、これが無自覚だった。
極端に言えば、誰の目もない所なら、
失敗しても全然恐くないんじゃないかって思ってる。
周りの人によく思われたい。
それは良いモチベーションになる一方で、失敗に対する恐怖心も生む。
きっと、バランスが大事なのだ。
私の場合は、周りの反応の方が重かった。
自分の「これやってみたいな」という気持ちを軽んじていた。
孤独な環境にいても、なお、周りの目を気にする自分。
腹をくくって、覚悟を決めて、自分が納得してやったことならば、
絶対に「私は、本当にだめな奴だな。」なんて思わない。
自分の湧き上がる気持ちを汲み取って、一番大事にしたっていいじゃない。
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