サッカー男子日本代表チームのメンバーが昨日発表されました。
　FIFAワールドカップアジア2次予選の試合が朝鮮半島北部に位置する平壌市の金日成競技場で3月26日(火)17時より行われることになっています。

　しかし現在のところ、この試合をテレビで生中継されたり、ネットを通じてのLive配信が行われたりする見通しは立っていないということです。

　当該試合を放映するためには放映権料を主催するところへ支払う必要があり、経済制裁を課している我が国の立場もあって、日本で放映可能とする交渉は難航しているとの情報が見られました。

　これまで、平壌での試合の模様を放映できない窮地から脱してきたテレビメディアも今回ばかりは手も足も出ない交渉環境にあるのかもしれません。

　他国では、自国のサッカーW杯の予選のゲームを放映しないことは、国民の“サッカーを観戦して自分の国を応援する権利”を奪う行為だとして、強く批判されているということらしいですね。日本でもそのような声が高まりを見せていると聞き及ぶまでになりました。

　今やサッカーW杯出場の常連国となった日本ですが、その道程は決して簡単なものではありませんでした。

　“サッカー暗黒時代”を知る者として、ひと言だけ言わせてください。

　「サッカー日本代表がこれまで一度も勝ったことのない平壌での試合に注目しています。今回の試合は平壌で勝つことができる大きな好機です。リアルタイムで、“SAMURAI BLUE”が躍動する姿を目にしながら応援したいです。どうぞよろしくお願いいたします。」

　日本放送協会(NHK)は、平壌から生中継できるでしょうか。

　大いなる期待を持って見つめております。